蒲公英 ~癒しと生命力の花~

日記ブログ。たまに短編小説を発表。長編小説(別サイト)連載時は更新通知ブログと化す。

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【日記】加筆修正しました 

( 2008/11/29 12:14 ) Category 日記/世迷い言 | CM(2)

晴れてyamineko♪さんに続き、がちゃこ☆さんからも連絡をいただき、FC2小説へのキャラ絵の掲載を快諾いただきましたので、改めて私のFC2小説アドレスを明記させていただきますね。
ここをクリックいき♂@蒲公英 さんの小説一覧してください。
で、タイトルの「加筆修正」についてですが、カールを主人公にした「風の向くまま」について、1000文字ずつの縛りの中では、このブログで発表したままの形だと読みづらく思えたので編集しました。
もし、たーっぷりとお時間のある方は、読み比べてみてくださいな♪
もっとも、内容を変えたわけじゃありませんから、すでにこちらで「風の~」を読まれた方は、せっかくの貴重なお時間は他の方の作品を読むために使っていただいた方がいいかな(笑)
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【日記】そして今日もひとりごと 

( 2008/11/28 19:50 ) Category 日記/世迷い言 | CM(4)

FC2小説に短編と詩はごっそりとアップしました。
長編は、今んとこ 「キース1」 と 「スレッジ・チェイサー」 をアップしています。
カールが主人公の 「風の向くまま」 もアップしはじめました。
あれは、1000文字の縛りの中で表現するためには、冒頭の冗長な部分を少しだけ後ろに持っていく必要があると思ったので、編集しながらの移行となります。
書いてある内容は一緒。
でも、読みやすさはどっちが上だろう……(^^;;
なんか、キース3を一か月も止めてしまって、さすがに飽きられてしまうかなぁと内心ドキドキなんですが。
再開しなきゃ。。。。。。

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【日記】寒いからかな 

( 2008/11/27 19:26 ) Category 日記/世迷い言 | CM(12)

寒いからでしょうか、ここのところ一日に8回はトイレに行っているような気がします(^^;
成人男性の平均が4回だというので、実に倍。倍率ドン。更に倍。

冒頭から何をほざいているのだこの男はわああごめんなさい、書くことが無かったわけじゃなくて……。もっとごめんなさい。無かったんです。 と思われたことでしょう(^^;
ええと、一見しておわかりいただけるように(多分)、ブログのあちこちをいじくりまわしました。
CSS使ったりJavaScript使ったりしてますので、どこをどうすればこうなったのか混乱状態です。。。
もう、他のテンプレートに替えることができなひ☆
もしこの先、イメージを変えたくなったら……、テンプレはこのまま、あちこち手作業で変えていくしかなさそうです(滝汗)

追記は、私のFC2小説アドレスをば。


えぇと、お二方とも相当大変な状況のようでありまして、がちゃこ☆さんとyamineko♪さんに連絡がつかないわけですが……。
表紙と挿絵で使ってはいるものの、頂いた画像であり、画像の著作者を明示してある点において問題ないと判断し、FC2小説のアドレスを公開します。
小説の内容は、ここで発表したものをそのまま載せています。
ただし、FC2小説は一話1000文字の制限があるので、多少変なところで切れていたりします。
また、こちらで既に読んだ方は、同じ内容ですのでお時間が許せば表紙だけでも見てやってくださいまし。

いき♂@蒲公英のFC2小説一覧
▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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【日記】FC2小説 

( 2008/11/26 23:18 ) Category 日記/世迷い言 | CM(7)

新サービス「FC2小説」が追加されましたね。
早速FC2に問い合わせ、規約に明記してないけど既に自ブログで発表済みのオリジナル作品を投稿していいか聞いたら「いい」とのお返事。
アップしてみました♪
ただね。
お忙しいがちゃこ☆さんと、今とっても大変な状況のyamineko♪さんに描いていただいた画像を表紙として使っている(もちろんキャラクターデザインとしてお名前を明記してありますが)ので、まだちょっとアドレスを発表するのは控えておきます……。

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【日記】ちょっとつぶやいてみた 

( 2008/11/26 02:51 ) Category 日記/世迷い言 | CM(13)

かった。(←タイトルから続けて読んでね♪)

……みんな、大好きさ♪
でも眠いので、コメ返しは明日までお待ちを(^^;

いつ終わるとも知れぬ人生。
人を恨んだまま終えるのなんて寂しすぎる。
別に悟りを開いたわけじゃない。
ひとつの別れに触れて、切実に思うこともある。
忘れないうちに書いておかないとね。
私のような心の狭い人間は、日々の雑事に追われると、すぐにまた気持ちがささくれ立つから。

追記はがらっと雰囲気を変え、昔の話♪


オタな友達がいました。
彼らに言わせると、私ごときは初心者の門を叩く程度であって、オタを名乗る資格がなかったそうです。
まぁね。
すんごい若い頃、まだ名古屋はオタ文化に汚染されて追いついていなくて、情報の中心はほぼ東京に集中。次いで大阪もそれなりの盛り上がりようで、名古屋はまだまだ取り残されていた時代でした。
そんな時代に今で言うコミケの走りのようなイベントのため、東京に出かけるようなオタ。そんな素敵な友人がひとりいました(^^)
もちろん、そんなしょちゅうではないです。その友人とお互いの家を行き来していた頃に一度だけ、オールナイト営業の映画館を宿がわりに、ひとりで東京へ泊まりで出かけたという武勇伝を聞いたわけです。
彼は、気に入った漫画やアニメのサントラを購入する際、漫画であれば通常の読書用とビニールのカバーをかけたままの保存用の2冊を、レコードであれば聞くための盤と針を下ろさぬ保存用の2枚を買うような人でした。
今はどうしているのだろう(^^)

いえね、ある方のブログで、私もたまにやってしまう長編小説(漫画)の途中の巻の重複買いの話題に触れまして、そのオタな友人のことをふと思い出したわけですw
え? 万年オタ初心者の私はその当時どの程度だったかって?
そうですね、超人ロックの作者である聖悠紀さんが所属する作画グループの名古屋支部の集いに一度参加した程度でしょうか。
大した事じゃないけど、当時の感覚で言うところのいわゆる一般の人よりもオタ寄りだったことは否めないでしょうね……客観的に見てwwwww
▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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【キャラ絵】マーク 

( 2008/11/25 12:04 ) Category 頂き物(イラスト) | CM(13)

輝遊さんに、スレッジ・チェイサーのキャラを描いていただきましたよー。
マークがミリィと同じ服を着たらこんな感じかな?ということで、マークです。
実はスレッジシリーズの次回作も、書き終えた時点から温めている構想があったりします(^^)
マークはこの服装でもいいかなー、と。
ミリィはミリィで、別の服装にしてもいいかな?w
構想を考えている間は楽しいwww

では、追記から。マークです!

▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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【日記】小説脳モードになれませんでした…… 

( 2008/11/21 23:10 ) Category 日記/世迷い言 | CM(7)

ちょっとJavaScriptと格闘していたので小説脳となってはおりませぬ。
くぅぅぅ~~。
あ、JavaScriptと言ってもWEB関連ではございません。
こんなことやってたので。
スクリプトでアプリケーションに直接命令を伝えることで、プチ自動化と言いますか、手間とヒューマンエラーを減らそうというわけです。
で、リンク先はアプリに標準添付されていた英語圏向けのスクリプトを、日本のDTPの現場でのごく一般的なものにできればいいな、ってわけで編集したものです。

editValue は数値型で、editContents は文字列型。
文字列を格納した変数をいくら計算しようとしてもエラーが起きるのは当然。
そんな単純なことに、スクリプトの達人からご指摘を受けるまで気付きませんでした。
まだまだ修業が足らんてぃーの。
がんばろっと(^^;
あんまり小説を書かないもんだからブログ村の村長からカテゴリ移動の“お誘い”を受けてしまった(^^;
とりあえず、日記カテゴリ「ひとりごと」と半々ってことでユルシテくだされ。
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【日記】タイトルを画像に 

( 2008/11/20 12:00 ) Category 日記/世迷い言 | CM(13)

前回の日記で、FC2ユーザーフォーラムの話題に触れましたが、昨夜もいくつかのトピックを見て回りました。
その中で、タイトルの画像にトップページへのリンクを張りたいというのがあって、その方は既に答えをもらっていたので私は傍観しただけです。
ついでに、私もタイトルを画像にしてみました(笑)
見づらかったら元に戻します。
もしよろしければ、ご意見などいただければ参考にさせていただきます。

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【日記】ユーザーフォーラムの利用 

( 2008/11/18 23:10 ) Category 日記/世迷い言 | CM(11)

多くのブログサービスにも同様のものがあるだろうと思うのですが、FC2にもユーザーフォーラムがあります。
雑談やFAQ、カスタマイズなど、様々なカテゴリがあり、ユーザー同士で意見を交換できるわけです。
テンプレートをカスタマイズしたいけどやり方がわからない時、これを利用することでかなりの成果を得ることができます。
しかし、何にでも共通して言えることだと思うんですが、ヘルプやオンラインマニュアルがあるんですから、まずは自分でやんないと。
それで、どうしても分からないとき、どこまでがわかってどこでつまづいたか、具体的に示さないと。
そんなこと当然ですよね。
わずかな情報しか示さず、教えて君になってしまっては、フォーラムの他のメンバーから疎まれます。
しかし親切な人はいるもので、エスパー並みの洞察力を発揮して教えてあげちゃう人もいるんです。
どこかの掲示板でたまに私が見せる人格のことではない……はずw
ユーザー同士なんですから、ギブ&テイクが基本です。
「○時間考えたけどわかんなかった」なんて情報はいらないから、「ここまで理解できたけど、ここがわからない」って情報を開示してくれないとね。
そこに誰かから具体的な答えが返ってくることで、掲示板を見ている全員の知識として共有できるわけです。
全くわかんないから1から教えて、と言う人が教えてもらって、果たして身に付くでしょうか。
まあ、身に付くならそれでいいんですが、それなら質問者はどんな努力をしたんでしょうか。
かなり疑問を感じる書き込みが氾濫しています。
……私自身もよく質問するし、気をつけないとね。

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【日記】掲示板を承認制に変更しました 

( 2008/11/18 12:01 ) Category 日記/世迷い言 | CM(4)

すみません、ブログ本体のコメントと比べると、掲示板の禁止設定は若干甘く、エロ画像添付のスパムが立て続けに投稿されました。
そこで、不本意ながら掲示板の方は承認制に変更させていただきます。
申し訳ありませんがご理解ください。

メールフォームはちょっと高機能なヤツにしました。500KB以下なら画像の添付もOKです。
ただ、メルアドの記入を必須とさせていただいていますが。

記事に無関係なコメントについて、基本的には掲示板かメールフォームでお願いしたいところですが、カギつき(下図参照)であればどの記事でも構いません。

WS000183.jpg


以上、ご不便をおかけしますがよろしくご協力くださいませ。

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【キャラ絵】エマーユ その4 

( 2008/11/17 19:06 ) Category 頂き物(イラスト) | CM(6)

うさこさんに描いていただきました!

もう、どうしましょう(大興奮)
もうね、この絵を現す的確な言葉が見つからないので、おじさん無理して今風の言葉を遣わせていただきますっ!

「ふつくしい」

炎のキースシリーズから、エマーユです。
※実は、エマーユのアルファベット表記をどうするか迷っていましたが、 “ Emaile ” で決定とさせていただきます。

やっぱりヒロイン、すでに彼女単独の絵が、これで4枚目ですね♪

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【日記】ありがとうございます! 

( 2008/11/17 18:19 ) Category 日記/世迷い言 | CM(6)

たくさんの拍手をありがとうございます!

……私が、拍手のお礼ページを更新などと余計な宣伝をしたばかりに……(^^;

実は、拍手にはブログに付属のものと、FC2が提供する独立サービスのものがあります。
前者から後者に切り替えたため、一見、過去の拍手回数がリセットされた格好になっていますが、頂いた拍手コメントのログはしっかりと保存してあります。
後者の設定ページを見ると、ブログ付属のものより機能が充実していて、拍手ランキングなる機能も追加されています。私はそれには参加していないし、参加する予定もありません。
単純に拍手をいただいたらそれを励みにがんばります(^^)



あと、ブログ村で順位を確認してびっくりしました。
10位に入っていました!
ありがとうございます、とても嬉しいです。

ただ、記事を書いていないのに10位というのは、それでいいのかどうか気になります。
そろそろ潮時かな……。
もちろん、趣味で小説を書いている以上、広く発表する場が欲しい。
そのためのブログ村ではあったのですが、原点はやはり自分のためであり、決してランキングの数字のためではありません。
というわけで、しばらくは様子を見ますが、そのうちFC2拍手(ランキング不参加)だけにするかも。
たとえそうなっても、ブロともの数や、他ブログ経由のつながりなどで充分に読者数を確保したかな、と勝手に思っておりますので(^^)

今後とも拙ブログおよび拙い作品群をよろしくお願いします!

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【日記】拍手お礼ページ設定完了 

( 2008/11/14 17:40 ) Category 日記/世迷い言 | CM(5)

こんなブログに拍手を下さる方がいらっしゃって、大変嬉しい限りです。
今まで、拍手コメントへの返信は拍手ページに書いていましたが、考えてみれば一度拍手でコメントくださった方が、私からの返事がないかどうか、同じページの拍手を押して確認するというのは、更新によって記事が流れたりするわけでご面倒をお掛けしていることに他なりませんね。
というわけで、今後はもし拍手にコメントいただいた場合、掲示板でレスすることにします。

2009/05/18追記:掲示板だと面倒なので、やはりそれぞれの記事のコメント欄でお返事します(^^;


ところで、拍手いただいた際に、その場で我が小説のキャラにお礼をさせようということで……。
拍手お礼ページを更新いたしました。
記事が気に入った時だけで結構です、拍手をポチっと押してやってくださいませ。
すると、現状は3枚の絵を設定してありますのでそのうちのどれかがあなた様にお礼いたします。
1枚だけ、本当にお礼かどうか怪しい画像もありますけど(^^;

拍手もそうですし、ブログ村もそうですが、応援ボタンをポチコしていただいてもいただかなくても、同じようにがんばっていきますので、皆様よろしくです!

目下、予定のその2、FC2コミュ「リレー小説」フィリダ編 第1話の執筆に向け準備中ですが、時間がかかる。。。
先にキース3の続きにとりかかったら、仲間に怒られるだろーなー(苦笑)
が、がんばりまーす。

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【キャラ絵】カール その2 

( 2008/11/13 18:42 ) Category 頂き物(イラスト) | CM(3)

しゃちこさんカールを描いてくださいました。
カールは「風の向くまま」の主人公として登場以来、「炎のキース」シリーズに欠かせない準主役キャラとなっています。

構想の段階では、同じ世界設定の別の話として、キースたちと合流させない方向で検討していました。
ですが、結局は合流させてしまいました(笑)
さあ、カールよ。どの女の子を選ぶ?(そっちかぃ)←真剣に、作者としても決めかねていたりw
もうこの際、カール次第(丸投げ)

今回のカール兄貴のイメージは、風呂上がりのさっぱり系♪
しゃちこさん、ありがとうございます^^


 追記からどうぞ。

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怪盗ラヴィ 

( 2008/11/13 03:56 ) Category 短編/お題 | CM(2)

予定のひとつめ、うさこさんへの1000hitキリ番のお礼にかえて、うさこさんが執筆されている作品のオマージュを発表させていただきます(1話完結)
ラヴィくんを主人公とした「翼」シリーズに最上級の敬意を捧げます。

追記に本編を置いてあります。

ああああ。まだまだだ、私……orz




『怪盗ラヴィ』

 赤色の線が闇夜を裂く。
 紙を破るような音に遅れて熱い空気が鼻先をかする。それは、鏃に火をつけて射かける火矢。
「っ……!」
 少年は無言で飛び退る。
 彼の動きに合わせ、年格好に不似合いなインバネスコートの裾が風になびく。
 薄茶色の髪が風に揺れ、しっかりと両足で地面を踏みしめた。紅顔の美少年。鮮やかな翡翠を思わせる双眸は、闇を射抜くほど強烈な光を宿す。

「ジィン! 防御」
 闇の中、彼以外の人影が見えない。だが、そばに誰かが居るのか、少年は命令を発した。
《遅えよ! もうやってる!》
 少年にしか聞こえない声がいらえを返す。主にしかその姿を見せない精霊――ジィンの声。ただし、とても主に対するものとは思えない口調だ。
 ジィンが炎の壁を具現化させる。壁は飛来する火矢をことごとく受け止め、地面に叩き落とした。
《けっ。相手はただのニンゲンか。ナンだこのチンケな武器は》
 余裕を見せて嘲笑する精霊は、少年よりもずっと小さな――手に収まる程度の体躯である。まん丸で、オレンジ色のふわふわした物体。そして――
「やたら目付きが悪い」
《うるせえ、馬鹿ラヴィ! 緊張感がねーんだよお前は!》
 ラヴィと呼ばれた少年は嘆息とともに苦笑を漏らす。苦笑とは言え柔らかで上品な笑みであった。
「ジィンに言われたくはないね」
 複数の足音がラヴィとジィンを取り囲む。

「観念しろ怪盗め! もう逃げられんぞ」
 叫ぶ男が手に持つ松明がラヴィを照らす。彼を取り囲んだのはいずれも屈強な男たち。手に手に剣や弓を持ち、油断無く身構えている。その数は十数人ほど。
 対するラヴィは圧倒的に不利な状況もどこ吹く風といった風体だ。武器ひとつ持たず、無邪気に微笑み自然体で立っている。
 取り囲む男たちのうちの一人が剣を手につかつかと歩み寄ってきた。浅紫の瞳に黄色の肌、鍛えられた屈強な筋肉を持つ偉丈夫だ。
「ど、どこに行った!? 姿が見えんぞ。この名探偵クレイド様に恐れをなして逃げ去ったかっ」
 威圧されると思いきや、クレイドと名乗った男は突然うわずった声をあげる。ラヴィは拍子抜けした。
「は? 僕、ここに居ますけど」
 クレイドはゆっくりと視線を下げていき、ラヴィを認めるとぴたりと止めた。蔑む口調で告げる。
「怪盗っていうからどんな大男かと思っていたんだがな。なんだ、こんなチビだったのか」
 ぷちっ。
《あーあ、言っちまった》
「だれがチビだ、ごらぁー!!」
 ラヴィは激昂した。
《へーへ。やりゃいいんだろ》
 ジィンの両眼が赤く光る。実は、ラヴィは全く興奮などしていない。それはラヴィからジィンへの合図だった。

 唐突に膨れ上がる光芒。
 慌てて目を覆う男たちを、次の瞬間さらに轟音が襲った。鼓膜を震わす大音響。束の間、男たちの聴覚が麻痺した。
「あれ?」
 爆発を覚悟した男たちは、自分たちが五体満足であることに気づき、安堵する前に訝しんだ。
「光と音だけだ。してやられたぜ」
 クレイドが呟く。彼は夜空を見上げている。その視線の先を他の男たちも追った。
 宙高く舞う紅蓮の大鳥。気高き畏焔を纏い、深紅にして王の風貌を持つ──
「サ、サラマンダー!? 精霊使いなのかっ!」
 爆発と共に己の真の姿を具現化したジィン。今、彼の巨体は地上に居並ぶ男たちにもはっきりと見えている。翼を広げた怪鳥サラマンダーの威容だ。
「ごきげんよう、名探偵クレイドさん。“蒼穹の涙”はいただいていくよ」
 ジィンにまたがり、ラヴィが高らかに宣言する。掲げた手の中で、大きな青い宝石がジィンの発する赤い光を反射していた。
 射かける火矢のうち、数本がジィンの体に命中する。しかしジィンの皮膚には傷ひとつ付けられない。
 クレイドが射手に向かって呟いた。
「やめとけ。炎の精霊に火矢など無意味だ」
 むなしく矢を射る射手の横で、手持ち無沙汰に剣を携えた別の男がクレイドに話しかける。
「どうするんですかあ。盗られちゃったじゃないですかあっ」
 戦意を喪失し、完全に気が抜けている。クレイドは男を鋭い眼光で睨め付け――、しかしすぐに笑顔を向けた。
「だれがあんなガキに高価な宝石を持たせてやるものか」
「え? じゃあ」
 クレイドがもったいぶって懐から何かを取り出す。その手の中には先ほどラヴィが持っていたものと同じ大きさの青い宝石。
「こっちが本物。依頼は怪盗を捕まえることじゃなく、宝石を守ることだ。これで報酬ゲットだな」
 そう言ってクレイドは豪快に笑った。



 意気揚々と依頼主である貴族ラフォレア邸に引き上げたクレイドは、早速当主に報告をした。
「守りきったぜ。報酬をもらおうか」
 黒スーツの執事、セリムがクレイドに咎める視線を向けた。
「クレイド様、お若いとは言えサラ様はラフォレア家の当主様であらせられます。失礼な言動は――」
「よい、セリム。クレイド殿、まずは礼を言う。“蒼穹の涙”を見せよ」
 執事の言葉を遮ったのは絹のように細い髪の女性。完璧な美貌は人であることを疑いたくなるほどだ。
「あわてなさんな。この俺が大事に懐に入れて持ち歩いてたんだぜ。怪盗ラヴィとやらも、まさか本物が俺の懐にあるとは気付かなかったようだ」
 言いながらクレイドは懐に手を入れがさごそと宝石を探る。やがて探し当てた手が服に引っかかったのか、なかなか出てこない。クレイドは照れ隠しに話題を探した。
「しかし、“蒼穹の涙”とはね。宝石の名前というより、酒の名前みたいじゃねえか」
「ふ。クレイド殿はいけるクチであろう。この後、一献つきあわぬか?」
「サラ様!」
 セリムの制止など聞きもせず、サラはクレイドに嫣然と笑いかけた。
「あんたみたいな美人と飲めるならいつでも大歓迎さ。……だが俺は庶民だ。堅っ苦しい酒の席なら遠慮するぜ」
「案ずるな、無礼講だ。それに貴族は王族ではない。私とて堅いのが苦手なのは貴殿と同じ」
 ようやくクレイドの手が懐から抜けた。

「んなっ!」
 セリムの奇声。クレイドは執事に訝る視線を向け、次いで自分の手に視線を戻した。
「のわあっ!!」
 びよよーん。
 握った拳の上下から、ばねがとびだしていた。それぞれの先端には宝石と同じ大きさの、舌を出した顔が描かれたボールがついている。ボールに巻き付いていたのだろうか、ごみのような紙切れが一枚、床に落ちた。
「……んのクソガキぃ!」
 クレイドの顔が、みるみる朱に染まった。

「くそっ!」
 クレイドが手の中のおもちゃを思い切り床に叩きつけようとすると、目の前を一陣の風が通りすぎた。
 セリムがクレイドのすぐ目の前で飛び込み前転を披露したのだ。
「な?」
 立ち上がったセリムの手の中にはクレイドが叩きつけようとしたばねのおもちゃが収まっている。
「滅多なことをするものではありませんぞ、クレイド様」
「何言ってる?」
 ふたりの会話に、サラの声が割り込む。
「く」
 クレイドははっとしてサラに向き直った。
「すまないお嬢さん。まんまと怪盗にしてやられた。俺には高価な宝石を弁償する財力がない。打ち首にでもなんでもするがいい。だがその前に、もう一度だけチャンスをくれ。あのガキをとっちめ――」
「ははははは!」
 クレイドの言葉は、愉快そうに笑うサラの声に掻き消された。
「酒だ、酒。いやー、愉快愉快」
 サラの真意がわからず、クレイドは物問いたげにセリムに視線を向ける。
 クレイドは、柔らかな笑みを湛えるセリムと目が合った。
「よいのです、クレイド様。こちらが、本物の“蒼穹の涙”でございます」
「……」
 にやりと笑うクレイドの額には青筋が立っていた。
 ――こいつら、最初から俺をからかうためだけに……。
「ふははは……。お嬢さん。あんたまさかラヴィと……」
「気付いたか。さすがは名探偵」
 しれっと答えるサラ。
「床に落ちた紙切れを拾うがよい、クレイド殿。主様からのメッセージだ」

“本編ではいつも可愛がってくれてありがと、師匠♪ ささやかないたずらのお詫びに、極上の美人とお酒を楽しんでね。不肖の弟子より”

 それがキーワード。クレイドは完全に夢から覚めた。
 サラと一緒に酒を飲みたいと言ったのは確かにクレイドだ。
 ――だからって、誰が催眠術をかけろと言ったか。
「あんの馬鹿弟子め。火に油を注ぐとはこのことだ。……ふっ、まあいい、せっかくの酒宴は存分に楽しませてもらう。だがその後は……。覚えてろ。ぐふふふふふ」
 クレイドはサラを見ながら、“手出しできない女など、絵に描いた餅だ”などと胸中に呟き嘆息を漏らすのだった。
「?」
 サラはサラで、貴族然とした態度はそのまま、クレイドに嫣然と笑いかけていた。



 同じ頃、空の上。
「気のせいかな、ジィン。なんか、背中がぞくぞくするんだけど」
《鍛え方が足りねーんだ、馬鹿ラヴィは。風邪ひきそうなら燃やしてやるぞ》
「……遠慮しとく」
 しばらく無言で飛行を続ける。
「ねえジィン」
《ナンだ》
「師匠、きっと喜んでるよね♪」
《そんなこと俺が知るか》
 一抹の不安を胸に抱き、“怪盗ラヴィ”は夜空のかなたへと飛び去っていった。


~「怪盗ラヴィ」 完~

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【日記】あぶなかった 

( 2008/11/12 21:00 ) Category 日記/世迷い言 | CM(4)

さきほど、相互リンクの創作仲間うさこさんへ捧げる(予定の)ストーリー候補がいったん完成しまして、一時的にここで公開してしまいました。
そうそう、最終的にはここで発表するよりも、うさこさんのブログに掲載していただこうと思っております。
ここに書いたのは、あくまでどんな感じかをつかむのが目的でした。
「下書き」をクリックしたつもりで「公開」をクリックしてしまったのです……(滝汗)


ただし、今のところ完成度としてはかなり中途半端で、笑える要素も少ない(? ほとんどない?)ので、大幅な作り直しも検討しております。
ごくわずかな時間だったので大丈夫だとは思いますが、万が一ご覧になった方は、一旦記憶から削除しておいてくださいまし(^^;;

ギャグなら得意とか勘違いも甚だしいですね、私。
難しいわ、人を笑わすのは。芸人最高。


【2008年11月13日追記】
うさこさんに見ていただいた上で、こことうさこさんのブログ 「どんぐり、ころ。」 の両方で発表させていただきました。

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【日記】凹んでいる時間はない 

( 2008/11/10 18:30 ) Category 日記/世迷い言 | CM(15)

まあ、アレです。
この歳になれば色々あって当然なわけで。
年齢的に、凹んでいても絵にならんというか(^^;

やるべきこと、やりたいことが多すぎるので。
些細なことはさくっと忘れて、がんがりますぜ♪

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【日記】予定 

( 2008/11/06 20:52 ) Category 日記/世迷い言 | CM(8)

私の大事な創作仲間のおひとり、うさこ。様へ。
私のもうひとつのブログ「つぶやく場所」の1000ペタ目を踏んでくださいまして、ありがとうございます♪

何かお礼を、と考えておりますが、絵はご勘弁ください(^^;
以前から大して描けなかったけど、最近は特に落書きさえしなくなってしまいまして。
従って、誰かに絵をプレゼントするなど、私には全くもって不可能なので、何かショートストーリーを書いてさしあげようと。

でもこういうのって、照れも入るし、うさこさんご自身も素敵なお話を書いておられる方なので、私ごときがお話をプレゼントなどとおこがましいのですが(^^;
ジャンルとか勝手に決めて書いちゃおうかと思ったけど、こういうのってやっぱりうさこさんの意向を聞くべきなんだろうか。
しっかりと希望通りにできる自信がないなら、何も聞かずに作ってしまうという手もありかな(コラ

ということで、なんだか仕事も忙しくなりそう(いま、ちょっとヒマ。若干希望も入っている)だし、ここに予定書いておかないとずるずるになりそう。

  1. うさこ。様へのお礼ストーリー

  2. FC2コミュ「リレー小説」フィリダ編 第1話の執筆

  3. キース3の続き


ただね。とりあえず脳内でくすぶっているキース3の28話だけは片付けてからじゃないととりかかれないかも。
気長にお待ちいただけると嬉しいなあ。お許しをっ(^^;

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【日記】何か書こうとしたけど 

( 2008/11/05 12:59 ) Category 日記/世迷い言 | CM(20)

書くことなかった。
そういうこと、あるよね!?
……ない?

…………orz

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【日記】更新頻度 

( 2008/11/04 12:51 ) Category 日記/世迷い言 | CM(12)

連休中、若干PCを使えない環境に居たせいもありますが妄想モードに入れず終い。
キース3の連載が中盤から、そろそろ折り返し地点かというところにさしかかっているのですが、連載に若干間が空いてしまってすみません。
こんな話でも待っていてくださる方がいらっしゃるというのに(←気のせい?)
今のところ脳内プロット通りに書けているので、完結させる自信はあります(^^;
過去最低の不定期更新となってしまい申し訳ありませんが、キースファンのみなさま、今しばらくおつきあいくださいませ m(_ _)m

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【キャラ絵】パロディ その1 

( 2008/11/01 00:03 ) Category 頂き物(イラスト) | CM(7)

お忙しい専属絵師のがちゃこ☆さんが、息抜きに描いてくださったのがこの絵☆☆
私がセルフパロディを書こうと思い立ったのは、この絵がきっかけとなったのでございます(^^)



キースとバレグは高校の同級生にして親友。
そんな極端に悪いことはしないけど、ちょっと落ち着きがないっつーか、そこそこ悪戯しちゃうわけですねw
要所でうまく立ち回るキースに対して、いっつも怒られちゃうのがバレグwww

今ちょっと思いついたのが、親(片親?)が出張とかで一時的に独り暮らしになった級友の誕生日祝いを教室でやっちゃおうと。
その級友はエマーユでもスーチェでもいいけど。
キースの悪知恵で、先生には「演劇部の練習で、ちょっと広い空間が必要なので教室を借ります」とか言っとくわけだ。
で、ひととおり騒いでおいて、「あれ、なんで一人で片付けてるんだろー」とか言いながらバレグが片付けているときに、「もう帰れよー」とか言いながら先生が教室に来る。
「なんだお前、コレはっ!?」
せっせとお片付けしていたバレグ、先生に見られちゃ困るものが手の中にあって慌てる、みたいな♪
どう? いまいち? ……いざ書く時になったら、もっと構想を練ります。。。



関係ないけど、今回は私、「キース3」において展開遅めになっちゃってますね。反省しきり。

さて! キース初のパロディ絵は、こんな感じですよ♪

▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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