蒲公英 ~癒しと生命力の花~

日記ブログ。たまに短編小説を発表。長編小説(別サイト)連載時は更新通知ブログと化す。

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【日記】主題歌 

( 2009/11/30 18:29 ) Category 日記/世迷い言 | CM(15)

ここのところ、TVを観る時間が激減している。
そういえばまだハガレンやってるなー、と思って夜中にGyaO!で観たw

ほとんどTVいらないんじゃねえか? 地デジに買い換える必要もないか?
今のTVはDVD再生・ゲーム用においといて、もしどうしてもということになったら地デジチューナーだけ買うとか……
……いやいや、それはおいといて(^^;

ハガレンの主題歌、スキマスイッチじゃん!
おいおい、なんだこのかっこよさ!


♪絶好のゴールデンタイム この手で掴め
 渾身のポーカーフェイス キメて仕掛けるよ


いい! 耳に残るねこれ。
すげえな、ハガレン。
毎回毎回、起用するアーティストが豪華すぎる。



話変わって。

FC2ブログ編集画面の「お知らせ」の表示が変わった。
告知によると、ブログによってはまだ変わってないところもあるらしい。
前のよりFC2インフォメーションと障害情報が見やすくなったかな?
でも3カラムだから、使ってるモニターによってはかえって見づらくなりそう。
実際、コメント欄にそういう書き込みも見られるのだが……。
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【日記】事業仕分け終了 

( 2009/11/28 12:48 ) Category 日記/世迷い言 | CM(6)

民主党による事業仕分けにおいては、様々なものが議論の俎上にのぼりました。
個人的には「そんなばかな。許せない」と思ったり、「いいぞもっとやれ」と思ったり。
いずれにせよ、国民の目に触れる場所で議論されたことは有意義だったと信じます。

科学技術関連予算については、是非考え直していただきたいとは思っていますが、その件については別の機会があればまたエントリを起こすかも。

今日は漢方薬の件について。
これは、以前書いたメディアリテラシーでも少し触れましたが、マスコミによる偏向報道に注意すべきだと強く感じます。

国家鮟鱇さんの漢方薬が保険適用外になるという話というエントリを拝読しました。

対象となるのは「市販品類似薬」で、範囲については「今後も十分な議論が必要」だという話のようですね。少なくとも「漢方対西洋医学」みたいな話ではない。


同エントリにおいて、自民党に任せてたらどうなっていたかを示唆する引用も記事末あたりで紹介されています。

マスコミは高齢者にインタビューし、ことさらに「漢方薬」を強調し、「漢方薬がなくなったら、わしら困りますねぇ」というまさに意図通りのコメントを放送していました。
報道だけを見たら、あたかも全ての漢方がただちに保険適用外となるかのように感じます。
余程、「仕分け=悪」という印象を国民に植え付けたいかのようです。

したがって、「漢方が医療の現場からなくなっちゃう。時間がない。今すぐ署名を」という呼び掛けを疑う姿勢も必要かも(反省してます)。
もちろん、署名した人に何らかの不利益があるわけではありません。
もっとも、署名にどれほどの力があるかと言うと、その効力は疑問視せざるを得ないのですが。

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【日記】充電 

( 2009/11/28 00:04 ) Category 日記/世迷い言 | CM(2)

ナジアの構想、練り直しちう(^^;
プロットの不備が見つかったのら……

ぜったい再開するけど、ちと充電期間が延びそう。。。


充電というと(出た! 強引な話題転換)
旧Vodafone、ショップに持っていく前は電池の調子すこぶるよかったのに、機種変した瞬間から充電後1日半しか保たなくなった……。
まあ、あっちの機種で撮った写メとか着メロ(着メロはこれといって欲しいのないけど)をPCにでもバックアップ取った上で個人情報を消去(ってか穴とかあけて読み出し不可能にするんだっけ)してしまえば、リサイクル業者に回収してもらっても構わないんだけどね。
レアメタル問題のこともあるし。

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【拍手返信】11月27日分 

( 2009/11/27 18:09 ) Category 拍手返信 | CM(0)

記事:星に願いを
mashimaroさん>>
こんにちは! ご訪問ありがとうございます^^
おデブ猫、気に入っていただけましたか?
私の文章で何かを感じていただけたなら嬉しい限りです。
はい、いつでもお越し下さいませ☆

コミュに投稿されているmashimaroさんのクリスマスアートの絵、神秘的できらきらしてて、とても綺麗ですよ!

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星に願いを 

( 2009/11/27 00:15 ) Category 短編/お題 | CM(10)

 冬が近いせいだろう。満天の星々は見上げるあたしを吸い込むかのように煌めく。
 星座のことはよく知らないので、頭の中で適当につないでみた。
「オネコ座ね。ちょっとデブ猫になっちゃった。ふふっ」
 身を切る寒さの中、星座は光の尾を延ばしてお互いにしっかりつながった。清冽な滝のような光の奔流は、やがて地上へと降り注ぎ――
「は。……え? いや、なに? え、えーっ!?」

 あたしが思い描いた星座「オネコ座」が、あたしのベランダにぼてんと着地した。
「おう。呼んだか、えめる。来てやったニャ」
「…………」
「感動で声も出ニャいか。仕方ニャいニャあ」

 ……はっ。呆けている場合じゃないわ。
 なによこの茶色のデブ猫。ニヤニヤ笑っちゃってるし。
「チェシャ猫ぉ? しゃべっちゃってるし! しかもあたしの名前知ってるし!!」
「失敬ニャ。いや、高名な著作のキャラクターになぞらえてもらえたのは光栄だニャ。わがはいの名前は……」
 チェシャ猫が固まった。大量の汗がヒゲを伝い、その重みで垂れたヒゲの先端から雫が落ちる。
「なによ。あなた、もしかして名前ないんじゃないの」
「ニャい。生まれたばっかりだったのニャ。だから付けて欲しいのニャ。わがはいの生みの親はえめるなのニャ」
 未婚の母? あたし未婚の母!? というか、星空を見ながら変なお願いしたのがいけなかったんだわ。

 失敗だった。あたしが「猫飼いたいな」なんて思いながら夜空を見上げたばっかりに。お星様、お願い聞いてくれなくていいです。チェシャを連れ戻して。
 あたしがお願いの取り消しをお星様に申し入れている間に、チェシャの奴はちゃっかりとあたしの部屋に入り込んでいた。
「盗作ニャ! きちんとした名前をつけるのニャ! チェシャなんて呼ぶニャ!」
「『不思議の国のアリス』の著作権ならとうに切れているわよ。気に入らないなら余所で飼ってもらえば?」
 チェシャは再び大量の汗をかき、雫を落として床を濡らすべくヒゲをだらりと垂らす。
「もう、汚いなぁ。床に落ちた汗はきちんと拭いておいてね」
「名前、チェシャでいいからここにおいてくれニャ。……猫使いの荒い飼い主ニャ……」
 チェシャは器用に前足で雑巾を絞り、床をせっせと拭きながらつぶやく。
「しゃべるデブ猫なんて、世間に存在を知られたら即見世物にされるニャ。わがはいにはえめるのところしか居場所がないニャ」
「ついでに雑巾がけもできる猫よね。一匹で二度おいしいわね」
 チェシャの毛が逆立った。それでも大量の汗を落とすまいと、雑巾を顔面に押し当てている。そこまでされるとさすがに気の毒になってきた。
「やあね、冗談よ。床がきれいになったらお風呂にしましょ」
 ん? 何をしている時もチェシャは笑ってるように見えるから判りづらいけれど、なんか今、チェシャの目がハートマークになったような……気のせいかしら。

 空から降ってきたばかりだからなのか、チェシャの茶色の毛並みは綺麗なものだった。洗ってやっている間、チェシャは眼を細めて気持ちよさそうにしていたが、ぽつりとつぶやく。
「人間って、水着を着てお風呂に入るのニャ。変わってるニャ。わがはいとっても残念ニャ」
 あ。やっぱりこいつ期待してたな。
「がぼばっ!」
「あ、ごめん、わざと♪」
 問題ないわよね。大量に汗をかいたチェシャの顔面がきれいになるんだもの。
 あたしはシャワーを握り締め、チェシャに満面の笑顔を向けてあげた。

 ドライヤーをかけてやっていると、チェシャの瞼が眠そうに閉じていく。なによ、いい気なものね。でも、眠そうな猫ってやっぱりかわいい。あたしも眠くなってきた。
 大体乾いたかな。ドライヤーを止めると、チェシャと目が合った。
「えめる、いい奴だったからすぐに願いを聞き届けてやるニャ。わがはい、ホントはもっと居候するつもりだったんだけどニャ」
「あら、お願いだったらもう叶ったわよ。あなた、ここにいるじゃない」
 チェシャは喉を鳴らしたが、すぐに歯を見せて人間のように笑った。
「誤魔化すニャ。それは本当の願いを隠す口実ニャ」
 う。さすがに空から降ってくるだけのことはあるわね。なんか、見透かされてる。
 本当の願い……か。なんだかもう遠い過去のことで、どうでもいいことに思えてきた。
「そうね、あえて言うなら」
 チェシャは無言で先を促す。
「あの人には幸せになって欲しいな」
 チェシャは目で頷いた。どんな意味を込めて頷いたのか、わからなかったけれど――

「ん……」
 あたしは閉じていた目を開けた。どうやらソファに座ったまま眠ってしまっていたらしい。
「チェシャ? どこ?」
 チェシャの姿が見当たらない。
 いや、そもそもいなかったんだ。有り得ない。空から猫が降ってくるなんて。
「なんだ、夢か」
 床に置きっぱなしになっていたドライヤーと雑巾を片付ける。
「あれ」
 ドライヤーに引っ掛かっていたのはあたしの髪の毛? それにしてはやけに茶色っぽい。
 あたしはベランダから星空を見上げた。
 眼を細め、軽く擦って見つめ直す。
 今たしかに、オネコ座が瞬いた。


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【日記】短編楽しいw 

( 2009/11/26 17:51 ) Category 日記/世迷い言 | CM(0)

私にとって、産みの苦しみは長編以上だったかも(^^;
でも、書いてて楽しかったっす!
短編、また少しずつ書き足していこう。

今夜、溜めてたお題のラスト、えめるんを主人公にしたお話がアップできそうです。
もう少し推敲してからアップするけど、気に入ってもらえるといいな。
21:30追記:推敲ほぼ終了、かな。日付かわるころにアップ予定)
ジャンル的には……ハートフルコメディ調に仕上がっていると自分では思っているんだけれども。

最近また読みたい&じっくり眺めたいブログ様が増えてきた。
あちこち行ってるとまた時間なくなるから、今夜は1箇所に決めてじっくりと読もう、うん。

ナジアの続き? ……んげ(^^;
わわわわすれてなんかいいいないるいないいないばあ!
書かなきゃ(^^;
足りない脳みそを容量いっぱいまで充電してからね(ォィ

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届くことのない手紙 

( 2009/11/26 02:48 ) Category 短編/お題 | CM(16)

尖った言葉は簡単に相手を傷つける。
それでも、毒を吐かなければ精神の平衡を保てないことも有り得ることを、私は知っている。
下手な慰めや励ましは、却って相手をいらつかせたり追い詰めたりすることも。
一番厄介なのは仲間意識だ。
仲間意識には温度差がつきものなのだ。
特に、押し付けの善意ほど鬱陶しいものはないだろう。
知識として知っていても、いざという時に実践できなければ無意味だ。

この手紙はあなたに届くことはない。
なぜなら私はこれをポストに投函せず、土に埋めてしまうからだ。
せめて、心の中で唱えよう。
気付かなくてごめんなさい。

誰にだって嫌いな人はいるだろうし、知り合った時はそうでなくても途中から嫌いになることもある。
嫌われるのが気持ちいいと感じる人は、中にはいるかもしれないけれど極めて少ないだろう。
自分が嫌われたと知れば何かの誤解だと思いたいし、そうでないのならせめて理由を知りたいと思う。
ただ、誰しも嫌いな人のために貴重な時間を費やしたいとは思わないだろう。
理由を知りたくてしつこく食い下がれば、関係が悪化することはあっても好転することは稀だ。
否、好転することは皆無だと断言しても構わないだろう。

過去の失敗として蓋をして、忘れてしまうのがいいのかもしれない。
でも、忘れることなんてできない。それに、同じ失敗を繰り返したくない。
だから、嫌われたくらいで嫌いになろうとは思わない。
それは言葉で言うほど簡単なことではないのだけれども。
二度と縮まることのない距離、話しかけることさえできないもどかしさ。
それらを受け入れた上で、私は私でいようと思う。

届くことのない手紙に思いを託し、私はこれを土に埋める。


ひとつ残らず君を悲しませないものを
君の世界のすべてにすればいい

「そして僕は途方に暮れる」 by 大沢誉志幸
▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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キミとボク 

( 2009/11/25 12:06 ) Category 短編/お題 | CM(9)

 質の悪い舗装のせいで、路面のそこかしこに窪みができている。そこに溜まった水溜まりが、まばらな波紋で揺れはじめた。秋の長雨、降ったり止んだり。
 今のボクには、そぼ降る雨に風情を感じる余裕はない。どんよりとした空模様と同じく、ただ侘びしさだけが空しく募る。
「!」
 ふと、頭上の雨音が大きくなる。雨滴が弾ける音に空を仰ぐと、鮮やかな水色が目に飛び込んだ。差し掛けられた傘が、冷たい雫を遮ってくれている。
 見覚えのある傘とよく似ているけれど、彼女のはずがない。ボクは口から飛び出しかけた名前を飲み込み、ひとつ深呼吸してから振り向いた。
「……風邪、ひいちゃいますよ」
 控え目な声と気遣わしげな笑顔。校舎を背に立つ細いシルエットに、ボクは柄にもなく野に咲く一輪の花を連想していた。

 傘のないボクを駅まで送るというキミの申し出に驚いたけど、なんとなく断り切れなかった。
 背の高いボクが傘を持ち、キミの肩が濡れないように傾けていた。
「肩、濡れちゃいますよ。先輩」
 いきなり声をかけてくる割にはおとなしい子だと思っていたが、案外はっきりと物が言えることに第一印象とのギャップを感じた。いや、そんなことよりも。
「髪が濡れないだけでも十分にありがたいよ。ところで、ごめん。初対面だと思ってた」
「ひっどーい」
 キミは笑いながら名乗ってくれたけど、やはりボクにとっては初めて聞く名前だった。
「それはそうですよ。名乗るのはこれが初めてですから」
 テニス部は人数が多く、男子部と女子部の交流は他の部活と比べても少ない。とは言え、上級生の名前が下級生に知られていることは珍しいことではあるまい。テニスの腕前で有名なら言うことはないのだが。
「県大会三位なんだから自信を持ってください。先輩は一年女子の憧れなんですよ」
 幸運の連続で勝ちを拾っただけだ。しかしボクはそれを言わず、曖昧な笑顔を返して駅で別れた。それが、キミとの出逢いだった。

 三年の夏、ボクは念願のインターハイに出場したが、緒戦であえなく敗退した。
 受験勉強に専念するようになってからも、キミとは毎日のようにメールをしている。
「すっごくがんばったね! あたしも鼻が高いよ。……県大会八位のあたしが言うのも変だけど」
 一年経った今も、キミはあの時のことを持ち出してはボクをからかう。
「今回も、あたしがなぐさめてあげるね」
 やっぱり、キミは知っていたんだね。あの時、ボクが彼女にふられたってことを。

 いよいよ受験が近付いてきた。
 窓から空を見上げると、秋の長雨がしとしとと降っている。
 人間とは勝手なもので、今年のボクはどんよりとした空模様に風情を感じている。いや、傍から見ればそんな高尚なものではないだろう。おそらく頬が緩んでいるだろうから。
 この季節の雨は、野に咲く一輪の花を思い出す。初めての相合い傘で歩いた、あの日のキミとボク。

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【日記】機種変更 

( 2009/11/24 17:57 ) Category 日記/世迷い言 | CM(6)

さすがに車の買い替えはそうすぐに決断できん(^^;
でも補助金の残り、少ないだろうね、きっと。
国交省からのお達しで、販売会社への年内の発注数の調査が始まっているらしい。
トヨタでは、プリウスが発注から納車まで時間がかかることから、万が一補助金が下りなくても構わないという主旨の同意書を交わしてから売るようにしているとかいないとか。

それはそれとして。

私、ずっとVodafone 2Gを使い続けてましたw
都合5年くらいになるかな?
もう、来年3月で使えなくなるので、ようやくsoftbank 3Gに変更。
書く書類もほんの少し。あっという間に交換できた。
こんなことなら面倒臭がらず、とっとと替えておけばよかったっす。
古い携帯は返すものだと思っていて、番号とアドレスだけしか新機種に引き継いでもらえないとの事だったので二の足を踏んでいたのです。

妻いわく 「は? 古いの返すもんだと思ってたの?」

……………んげw

妻はただ単に、店に行くのが面倒だっただけのようでした(^^;
2Gからの乗り換えキャンペーンが始まった時点で替えておけば、ホワイトプラン6か月無料だったのにね。
とりあえず、ホワイトプラン無料期間4か月残ってるだけでもよしとしましょう^^

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【日記】メディアリテラシー 

( 2009/11/21 00:25 ) Category 日記/世迷い言 | CM(6)

管さんの事実上のデフレ宣言で一時的にネット上での議論が白熱したようだ。
白川日銀総裁がコメントを出した。

さて、他国の景気が回復傾向にある中で、日本だけが低迷を続けている。
これをさして、メディアはこぞって民主党の政策を攻撃している。
私自身、民主党のせいだと思っていた。だが、果たして本当にそうだと言えるだろうか。

財政悪化の原因は麻生内閣での巨大財政発動に他ならず、その悪影響が今まさに顕現していると見るべきだ。
そこにもってきて、またぞろタイミングの良すぎる小沢スキャンダル。
メディアを利用した恣意的な攻撃の可能性を疑うのは穿ち過ぎた見方と言い切れるだろうか。

いずれにせよ、メディアは簡単に世論を誘導する。
メディアリテラシーを高める努力が必要だ。

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【日記】水面下での不気味な動き 

( 2009/11/19 09:30 ) Category 日記/世迷い言 | CM(7)

児童ポルノ禁止法改正案については、民主党政権誕生とともに廃案になったはずでした。
ところが、水面下で議論が続いているようです。
どうやら議員からのリークに基づき読売が飛ばし気味の記事を書き、その後少しずつ違ったニュアンスの情報が報道やネットで上がってきました。

どれが事実なのかはよくわかりませんが、「自民・公明の強硬派が法案を今国会に提出しようと水面下で協議していたが、民主党はその実態を知らなかった」ということなのでしょうか。
ただ、民主党は一枚岩の組織ではない上に二枚舌の大臣を擁する政党なので要注意です。

岡田外務大臣は「マニフェストに記載されていないのだから、沖縄の基地の県内移設は公約違反ではない」と。
マニフェストに記載するまでもなく最低でも県外に移設するんじゃなかったの?
やっぱり、あれですね。書いたらやんなきゃならないから書けなかったんですね。

脱線しました。それはさておき。


定かではありませんが、民主党内の推進派が大きく動いていることを示唆しています。

日々のものごと日記(政治問題中心)「バラバラな情報 迷走する情報

このような、日本国民の知らないうちに、国民の自由を脅かしかねない法案が
審議されるということはあってはならないことだと思います!!


ご意見、全面的に賛成です。



国家による検閲を許せば、「表現の自由」はおろか「思想の自由」さえ侵害されることになります。
その一方で、本当に子どもたちの保護につながるのでしょうか。
本来の理念であったはずの子どもたちの保護という観点はおろそかにされ、規制と罰則強化のみが議論され続けている現状は空恐ろしいものがあります。

同人用語の基礎知識:被害児童のケアのための施設や制度は…?

子供の人権と幸せを願って作られた法律のはずなのですが、「被害児童のケア」のための福祉施設や様々な制度上のフォローが当初うたわれていましたが、施行後 10年を経てもそれらはひとつも実現しておらず、「表現規制」のみ、改正のたびに改正の目玉として推進団体が声高に叫び、結果厳しくなっています(既存の児童福祉施設を使うのなら、新しい法律がなぜ必要だったのでしょうか)。



子どもの人権と表現の自由を考える会
「その法律は、子どもたちを守れますか?」

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【日記】あれとあれを 

( 2009/11/18 12:01 ) Category 日記/世迷い言 | CM(7)

あれとあれを、あの賞に応募します^^
知ってる人は知ってる。
まあ、誰でも一次通過できるわけじゃないし、私のが一次通過できると思うほど自惚れてはいません。
とにかくやってみるw

ところで、あらすじをまとめるのに苦労しました。
なにがって、1000文字じゃ多すぎる(^^;
一方は900文字超えたけど、もう一方は450文字程度で収まっちゃう。
ま、そんだけ内容の薄い小説ってことさ。ますます一次通過の可能性が薄まったな(^^)
なんとか700文字にしたけどね。

追記に拍手返信
【日記】安全運転♪
匿名さん>>

ありがとうございます^^
▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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【日記】安全運転♪ 

( 2009/11/17 18:43 ) Category 日記/世迷い言 | CM(5)

安全運転してますかー?^^
これからもっと寒くなるし、寒い地方では道路の凍結も始まっていることでしょう。
本当に、気をつけなければいけませんね。

さて、できれば車、今年中に買い換えたいなー。
エコカー補助金なくなっちゃうもんね。
もう、軽で充分かな。うち、5人乗ることはないし。
今の軽って、もちろん車種によるけど大人4人でも充分な広さだったりするでしょ。
維持費も安いし。

本気で買うかどうかはさておき(^^;

こんな私でも、若い頃はライダーだったりしました。
ある雪の日、ブレーキをかけても止まりきれず、タクシーに追突したことがあります(^^;
ほとんど減速し終えたころ、タクシーのバンパーにこつんと。
「タクシーにぶつけたらふんだくられる」という知識だけは持っていた私、おそるおそる運転手さんに謝罪しました。
しかも、客乗せてるし。
「うわーいくらふんだくられるんだー」と思っていたら運転手さん、自分のタクシーのバンパーを見てひとこと。
「タイヤのゴムの痕がついてるだけだし、気にすんな」
やーさーしー!!!
三度ほどお辞儀して走り去った、若き日の私の話でしたw

私ごときが言うまでもありませんが、ドライバー・ライダーのみなさま、運転にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

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【日記】お待たせしております 

( 2009/11/14 09:56 ) Category 日記/世迷い言 | CM(3)

お題の短編、2本執筆中です。
同時に考えていますが、きらりさんリクエストの「きみとぼく」が先にできそうな感じです。
えめるん主人公のお話は後回しになりそう^^;
すみません、もう少しお待ちください。

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【拍手返信】2009年11月11日分 

( 2009/11/13 00:02 ) Category 拍手返信 | CM(0)


匿名さん>>
拍手ありがとうございます^^
いえいえ、ご意見歓迎ですよ♪

あの作品は、読者の方には好きに受け取っていただければいいかな、と。
語り手は自分のことを「夢の住人」と言っていますが、さて? みたいな。
なので、断定した言い方にするつもりはないのです。
まあ、かなり実験的な意味合いの強い物ですので(^^;

匿名さんのように感じる方もいらっしゃること、参考になります。
今後ともご遠慮なくご意見くださいませ。

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【ニュース】裁判員制度の問題点 

( 2009/11/12 12:45 ) Category 日記/世迷い言 | CM(11)

きのうの中日新聞にも同様の記事がついていたけど。
守秘義務盾に 報道自粛要請 裁判員会見
(東京新聞 2009年11月11日)

※リンク先は記事前文だけです。

「言っちゃダメよ」の範囲って、実のところ曖昧なままなんです。
その状態で、裁判員経験者さんたちは何を思って記者会見に応じるのでしょうか。
罰則があるのだから、最大限口を閉ざす方向に意識が働きますよね。
会見の席に地裁の職員が同席することは予め決まっていたことではありますが、地裁の職員が裁判員経験者さんの回答を遮る場面も見られるようです。
もう、それならいっそのこと、記者側が質問内容を予め知らせておくとか、ね。
……自民党時代の国会かっての。

おかしいとは思いませんか。
そもそも、グレーゾーンを書いてこそのマスメディア。
それなのに現状は、事実上の言論統制ではないですか。

実際、「裁判員の意図が反映されない」という声が上がってきているそうです。
しかし、それは判決に関するものなのかそうでないのかさえ、「守秘義務」が壁となって知ることができないのです。


守秘義務以外の問題点に目を向けてみましょう。

地裁は事前に検察側・弁護側双方の証拠を吟味できる。
検察は組織を挙げて証拠固めをし、証人も揃えて裁判に臨む。

対して、被告や個人の弁護士はほとんど準備もできないまま裁判に臨むことになる。
それは裁判員も同じで、基本的に裁判所で与えられる情報しか判断基準がない。

その状態で、たとえはっきりとした誘導がないとしても、裁判員の意向がどの程度反映されますか。
弁護側の主張がどの程度通りますか。
本当に、不思議な制度です。
3年経過した時点での見直しで、少しは判りやすく公平な制度になることを祈ります。


恐ろしい話です。

八木啓代のひとりごと:「裁判員制度にさらなる問題
裁判員の身の安全。
レイプ被害にあった女性のプライバシー。

裁判所の対応は歯切れが悪い。
最高裁はまともに動こうとせず、地裁の判断のみ。
まともに報道されていないので、ネットの情報でしかないけれども……
信憑性は極めて高い。
▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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【日記】HPの掲示板 

( 2009/11/12 12:01 ) Category 日記/世迷い言 | CM(2)

HPの掲示板に、昨日か、下手したら一昨日あたりからアクセスできん。
サーバーが落ちてるだけで、回復するならいいんだけど。
うーん。
しばらく、HPからの掲示板リンクをFC2の掲示板に変更しようかなぁ。


2009/11/12 12:03追記:
  この記事を投稿した途端、もしかして直った?
  いや、まだわからん(^^;


2009/11/12 12:30追記:(本題と無関係)
  超異例!NASAが声明を発表!「2012年に地球は滅亡しない」映画『2012』に全世界がパニック寸前?
(Yahoo!ニュース 2009/11/12 11:01)

  おいおいw
  どうせならもう少しだけ未来に設定しておいて、
  ノストラダムス的なネタとして引っ張ればよかったのに<映画www

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【宣伝】クリスマス作品投稿の予定 

( 2009/11/11 02:00 ) Category 日記/世迷い言 | CM(5)

私は、いすずさんが管理人をなさっているFC2コミュニティ『きらきら』に参加しています。
同コミュにて、2009年クリスマス作品投稿トピック「クリスマスアート‐2009‐」が作成され、コミュメンバーによる作品を募集しています。
私も投稿する予定です。
イラスト、小説、詩、写真など、オリジナル作品であればOKなので、私はもちろん小説を。
「我こそは」と思うかたで、コミュの規約に賛同いただける方は是非コミュに参加し、作品を投稿していただけると嬉しいです。
コミュに入っていない方でも閲覧できますので、興味のある方は上記リンク先をご覧ください^^


※ひとつ前の記事では、ついつい愚痴ってしまい、大変失礼しました。

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【自戒】コミュニケーションとは 

( 2009/11/09 12:29 ) Category 日記/世迷い言 | CM(8)

自分のコミュニケーション力は異常に低い。
少し前までは、自覚があった。
最近、忘れかけていたようだ。

自分の主張は、いつだってどこか抜けていたり漏れていたりする。
少し前までは、気をつけていた。
最近、謙虚さがなりをひそめていたようだ。

文字だけのコミュニケーションにおいて、それこそ小説を読ませるのでない限り、「行間を読んで」とか「空気を読んで」は有り得ない。
自分のペースを忘れてしまうところだった。
深呼吸。

ある面では今まで通り積極的にいきます^^
別の面においては以前の謙虚さを思い出して控えます^^
……がんばろっと。

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【拍手返信】11月8日分 

( 2009/11/09 12:01 ) Category 拍手返信 | CM(0)

拍手ありがとうございます!

夕暮れのサンライズ
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【日記】単なるばらまきじゃねえか
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夕暮れのサンライズ 

( 2009/11/06 12:16 ) Category 短編/お題 | CM(25)

 夕暮れの陽光を背負う馬車が、進行方向に影を長く延ばしている。
 今は収穫祭が終わり、冬の到来を控えて町の活気も一段落する季節。国境最北端にあたるこの地方は特に寒く、馬車を引く馬の吐く息が白い。
 その馬車のキャビンの中、金髪をポンパドールに結い上げた女性がゆったりと揺られていた。彼女は、やや控え目に金糸を施した、豪華というより瀟洒なドレスに身を包んでいる。
 ほんのりと化粧を施しているが、あどけなさの残る顔立ちを隠すのは難しいようで、十代半ばの少女であることは一目でわかる。彼女は大きめで愛らしい青い瞳を伏し目がちにし、形の良い鼻の下にあるこれまた愛らしい口を小さくすぼめている。
 その口から、今日何度目かのため息が漏れた。
「オルガお嬢様、ご辛抱なさいませ。今日は婚礼前の大事な打ち合わせの日。そのようなお顔をされていては、伯爵様のご機嫌を損ねてしまいかねません。旦那様のお立場も――」
 金髪少女――オルガを窘めたのは、彼女とほぼ同じ年格好の黒髪の少女だ。メイド服を着た彼女は、オルガの侍女なのである。
「わかっているわよ! でも今日の打ち合わせなんて、衣裳合わせをするわけでもないのだからわたくしなどいなくても」
 オルガの婚約者は金の力で貴族となり、事業の功績を王に認められて男爵から伯爵へと爵位を上げたのだ。何かと口実を作ってはオルガに会いたがる、つまらない男。
 こんな時間に招くこと自体、泊まっていくことを前提としているのだ。今日もまた婚前交渉を求めてくるのだろう。何とかして突っぱねなければ。しかし、今までのようにうまく逃げ切れるだろうか。もう、いっそのこと……。
 オルガの思考は堂々巡りとなる。
「大体、お父様もお父様だわ。お金がないならこんな馬車や贅沢な調度品なんて売ってしまえばいいのに……あ、ごめんなさい」
 オルガは大きな目を見開き、口に手を当てて言葉を止めると侍女を真っ直ぐ見つめた。手を膝において謝罪を表明する。
「わかっているのよ。町まではまだ距離があるし、それまでにきちんと気持ちを整理するから」
 侍女は、まるで母親のようにオルガの手を両手で包み、無言で首を左右に振った。
 彼女らが乗っているのは二頭立ての四輪馬車。王家のものには及ばないが、豪華な造りの馬車は貴族のものと知れる。馬車のドアに彫られた文字は「コートニー」と読めた。

 オルガ・コートニー、十六歳。彼女は幼い頃から器量良しで、将来の美貌について近隣で話題に上らぬ日がないほどだった。
 しかし、コートニー家の現状は順風満帆と呼ぶには程遠い状態となっていた。
 古き栄光に彩られた名家コートニー家は、今や「斜陽貴族」と揶揄されるほどに落ちぶれていた。近代化の波の中で領主制度が廃止され、うまく時流に乗るにはコートニー家の誇りが邪魔をしたのである。
 そんな中、メボータ家をはじめとする新興貴族たちは、金で地位を買ったと揶揄されるものの事業の才に長けた者が多かった。中でもメボータ家は手広く事業を手がける傍ら慈善事業にも力を注ぎ、“庶民の心を知る貴族”として人気を博した。庶民にとってメボータ家は、気位の高い旧貴族たちとは好対照な存在と映ったのである。
 しかし、急激な台頭の裏では黒い噂も絶えなかった。その噂を本気にする国民は、まだごく僅かしかいない。
 メボータ家は、伝統を重んじる旧貴族たちから軽視されないネームバリューを求めていた。一方、ジリ貧の旧貴族コートニー家は有力貴族との縁談に積極的だった。両者の利害が一致し、コートニー家令嬢オルガの噂は必然的にメボータ家当主ブーデ・メボータの耳に入る。
 三十六歳にして独身のブーデは、不摂生を絵に描いたような肥満体型をしている。そのせいか、だらしなさを嫌う旧貴族たちはメボータ家を貴族社会に本気で受け入れようとはしていなかった。メボータ家がいかに資産を増やそうと、いかに庶民の人気を集めようと。
 それを知りつつも、コートニー家当主はメボータ家に娘を差し出す決断をしたのだ。

「貴族に恋愛結婚など有り得ない。お家のために娘が差し出されるのは昔から決まっていること。今さら子どものように嫌がったりはしないわ。でも――」
 続く言葉を呑み込んでため息をつくオルガを、侍女は再び窘めようとはしなかった。主人の気持ちは痛いほどわかっているのだ。
 彼女らの視線が、馬車の右横へと同時に向く。
 涼やかな切れ長の瞳と黒い長髪の、偉丈夫の貫禄と精悍さを併せ持つ青年が馬に乗って併走している。ただひとりの護衛である彼は、今はただ進行方向一点を静かに見つめている。

*          *          *




(長いので分けました。続きは追記を開いてください)
 傭兵ヴィオロ・ズーン。彼は自分の経歴について黙して語らないが、他の傭兵より安い報酬に応じたため、コートニー家の護衛として一年前から雇われていた。メボータ家に正式に嫁ぐまでの間、オルガは馬車で移動する機会が多い。ヴィオロは言わば、オルガ専属の護衛だった。オルガが部屋にいる時以外はほとんどと言っていいほど、探せば近くに彼がいた。
 オルガは十五歳まで女学校に通っていた。普段の生活の中でほとんど若い男と触れ合う経験がなかったのだ。彼女は好奇心を抑え切れず、自分からヴィオロに話しかけた。
「ねえ、ズーンさん。ヴィオロと呼んでもいいかしら」
「……ご随意に」
 それなりに筋骨逞しいが、顔だけ見ると女性的と表現したくなるほど美しく整っている。でも、とても無愛想な男。それがヴィオロに対するオルガの第一印象だった。
 ヴィオロは無口だったが、オルガにとって若い男との接点と言えば彼しかいない。オルガは連日のように時間を作ってはヴィオロに話しかけた。
「お父様は、お金があることが貴族の条件だと思ってらっしゃるのよ。でも、今のコートニー家にはお金がない。お金がないなら、貴族なんてやめてしまえばいいんだわ。わたくしはそれで構わない。ねえ、ヴィオロもそう思わない?」
「…………」
 オルガはヴィオロに対し、かしこまった態度をとることを禁じた。だが、そうすると彼は剣の手入れをしたり、馬の世話をしたりしながら話を聞くだけで、滅多なことではオルガを正面に見据えることすらしなくなった。
「この頃は女の人でもお仕事したりするんでしょ。わたくしだって健康そのものですもの、お仕事だってできるわ。ああ、そうしたら窮屈な家に閉じこもっているよりどんなにかいいことでしょう」
「…………」
 オルガは両手を胸の前で組み、一旦ヴィオロに背を向けると両手を広げて見せた。
「自由。そう、自由よ。最近流行りの言葉よね。なんていい響きなの」
 オルガがコートニー邸の庭から空を見上げると、数羽の鳥たちが飛んでいくのが見えた。
「いいわね。鳥は生まれつき自由で」
「お嬢様」
 ヴィオロの声に、オルガは素早く振り向いた。やっと答えてくれたのだ。笑顔を見せつつも、少し拗ねた声を出す。
「いやよ。お父様がいないところでは、オルガと呼んで」
「オルガ。失礼を承知で言う。鳥が自由だなどと誰が言った」
 オルガの表情がさっと曇る。声を出せずにいるとヴィオロが続けた。
「仮に、鳥たちが自由だとしよう。しかし、鳥たちは羽がぼろぼろになるまで飛び続ける宿命を負う。帰る場所のない自由とは苛烈なもの。その覚悟なき者が気楽に言うものではない」
 全く表情を変えずに淡々と言うヴィオロを睨み付けるオルガ。彼女の顔がみるみる朱に染まる。
「自由のない居場所なんて牢獄と同じよ! 気楽に言っているなんて決め付けないでっ」
 庭を静寂が支配する。
「…………」
 ヴィオロが黙っていると、ほどなくしてオルガは我に返った。
「……なんてこと。わたくしとしたことが」
 両手で口を押さえ、俯いてしまう。
「は」
 ヴィオロの声だ。オルガは上目遣いに彼を見上げた。
「ははははは! 気に入ったよ、オルガ。箱入りでお高くとまっただけの中身のないご令嬢だと思っていたが、誤解だったようだ。この私と真っ向から怒鳴り合える胆力をお持ちだったとは。護衛のしがいがあるというものだ」
「…………」
 今度はオルガが黙ってしまった。先刻とは違う理由で頬を染めていると、ヴィオロが手を差し伸べてきた。
「?」
「粗野な山猿に過ぎぬ私めに、ダンスの手ほどきをしていただきたい。踊っていただけませんか、オルガ」
 意外にも優雅な仕草で言ってくるヴィオロの様子を見て、オルガは「もと王国騎士団の方だったのかしら」と胸中でつぶやいた。
「仲直り、ね」
 オルガはにっこりと笑うとスカートの端をつまんで優雅にお辞儀をし、ヴィオロの手をとった。
 今オルガの頬を赤く染めているのは、いかなる理由によるものか。

 楽しい時間は瞬く間に過ぎる。
「完璧なエスコートだったわ、ヴィオロ。あなたもしかして、もと王国騎士団の――」
「ただの山猿さ。それより、次の予定があるのだろう、オルガ。もう屋敷に戻る時間だ」
「明日もまた、踊ってくださる?」
「いや、私としたことがはしゃぎすぎた。今日は畏れ多くも大それた事をしでかしました。どうかこれっきりにしていただきたい」
 ヴィオロの態度はごく常識的なものだ。後ろ髪を引かれつつ屋敷へと戻るオルガ。
「わたくしは箱入りで中身のないわがままな貴族の娘よ。明日も踊っていただくわ」
「…………」
 ヴィオロは沈黙と無表情で応じた。

*          *          *



 目的地まであと一時間というところで、馬車の振動が妙に激しくなった。
 速度がどんどん速くなっていくのだ。
「ちょ……。どうしたの――」
「止まるな、全速力だ!」
 オルガの叫びを掻き消し、ヴィオロの大音声が響き渡る。どうやら、ヴィオロは御者に命令したようだ。
 左の窓から外を見たオルガは目を見開いた。馬上で弓を構える男たちがこちらに迫ってくる。その数、三騎。
「さ、山賊……」
「お嬢様伏せてっ」
 侍女がオルガの頭の上に覆い被さる。
 何か硬い物が馬車のドアを叩く。容赦のない連続音にオルガの心臓が跳ね上がる。
 その直後、御者の絶叫が鼓膜に突き刺さる。
――ぐりゅ。
 オルガの耳に残るおぞましい音に、オルガの時間はしばらく停止した。それは、御者の絶叫よりも先だったか後だったか……。
「見てはなりませぬ」
 オルガに覆い被さったままの侍女が言う。
「ちっ――」
 ヴィオロの舌打ちがキャビンに届く。彼は死んだ御者に代わり、馬に鞭を入れている。御者台に飛び移っていたのだ。
「くそ、待ち伏せか」
 進行方向に山賊の本体が展開している。四騎だ。回れ右をしようにも、方向転換をしている間に取り囲まれてしまう。
 ヴィオロは馬車を止め、キャビン右側のドアを開けた。
「急いで降りろ。ふたりとも、なるべく私から離れるな」
 頷いて飛び降りたオルガの後ろで、侍女が掠れる声を絞り出した。
「なんとしても、お嬢様だけはお救いくださいませ」
「何を言ってるの――」
 ぎょっとして振り向くオルガの視界に、鮮烈な赤色が飛び込んだ。
 侍女の名を叫ぶオルガ。ヴィオロは半ば強引に彼女の腕を引き、その背にかばった。
「侍女殿、済まぬ。後は任せろ」
 いつ抜き放ったのか、ヴィオロの腕には剣が握られている。彼が振り回す太刀筋に、オルガの目は追いつかない。ただ銀色に光る残像が見えるのみだ。
 彼らの周囲に、二つに折れた矢が山となっていく。
「七人、いや八人か」
 矢が尽きたのだろうか。山賊どもは馬から降りて蛮刀を振りかざし、殺到した。
「男は殺せ。女は上玉だ、売れるぜ」
 山賊の頭目と思しき男が大声を張り上げる。
 我先にという勢いで突進してくる山賊どもは、あまり統制がとれてはいないようだ。
「しゃがめ」
 姿勢を低くしたヴィオロの後ろで、オルガはほとんど寝るような格好で地面に伏せた。
 一人目の敵が駆け寄るのを充分に引き付けたヴィオロは、勢いよく立ち上がりざま逆袈裟切りに斬りつけた。
 山賊が持っていた蛮刀が手から滑り落ち、オルガの足元で地面に突き刺さる。
 オルガが肝を潰している間に、ヴィオロは二人目を血祭りに上げた。
 三人、四人。ヴィオロが剣を振る度、山賊の死体が折り重なっていく。
 五人目に手こずりつつ、六人目の胴体に剣を突き立てた時、ヴィオロの胴体はがら空きになってしまった。
 七人目の蛮刀がヴィオロに迫る。
「やああああ!」
 無我夢中だった。オルガは地面に突き立てられた蛮刀を抜き、振り回したのだ。
「おのれっ」
 オルガの蛮刀が利き腕を浅く抉ったのだろう。蛮刀を取り落とした七人目が腕を押さえて距離をとった。
 ヴィオロは敵の身体に深く突き刺さった己の剣を諦め、ほとんど奪い取るようにオルガから剣を受け取った。
 七人目が倒れた仲間の蛮刀を拾っているうちに、頭目がヴィオロたちに歩み寄ってきた。その顔には不敵な笑みが張り付いている。
「なかなかやるじゃねえか。どうだ、俺と組まねえか。お前とならいくらでも荒稼ぎできそうだぜ」
 ヴィオロは蛮刀の切っ先を頭目に向けた。
「これが答だ」
 突如、疾風が吹き荒れた。
 ヴィオロが振り回す神速の剣撃を、頭目が同じ速度の剣捌きで受けているのだ。
 あまりの美技にオルガの恐怖心は麻痺し、ふたりの斬り合いに見とれてしまった。すると、七人目の山賊がそろそろとヴィオロの背後に回り込むのが目に入った。
 地面に手をついたオルガは、その手に触れた物を拾い上げ、山賊の背後へと足を忍ばせた。
「ぬう……っ」
 膝を折り、頭上で蛮刀を水平に構えたヴィオロ。その上から、頭目がほぼ青眼に構えた蛮刀を押し込んでくる。
「仲間の敵だ!」
 ヴィオロの背後で七人目の山賊が蛮刀を振り上げた。
「ええええいっ」
 オルガの気合い。直後、七人目は俯せに倒れた。その背に、折れた矢を突き立てて。
「ちっ、未熟者め。娘っ子ごときに」
 それは、頭目が見せた致命的な隙。
 ヴィオロは膝を一気に延ばし、頭目の蛮刀を弾く。
「ぐああ」
 ヴィオロの蛮刀は、体を開いた頭目を袈裟切りに仕留めた。

*          *          *



「幸い、馬は無事だ。メボータ家へ急ごう」
 ヴィオロの提案に、しかしオルガは首を横に振った。
「いやよ。オルガ・コートニーは死んだの」
「何を言っている」
 眉根を寄せて見下ろしてくるヴィオロに対し、オルガは碧眼に決意の光を灯して笑顔を向けた。金髪に夕日を反射させつつ立ち上がる。
「…………」
 まるで、間近で日の出を見ているようだ。ヴィオロは我知らず見とれていた。
「いやね。ここは黙るところじゃないでしょ」
 手を横に広げ、天を仰いだヴィオロが再びオルガに視線を向ける。
「私は根無し草のその日暮らしだぞ」
「知ってるわ」
 ヴィオロは盛大なため息をついた。
「一時の気の迷いだ。冷静になるんだ、オルガ」
「そう、あたしはオルガ。もう、自分のことを“わたくし”と呼ぶオルガ・コートニーじゃない」
「…………」
「あたしは羽を手に入れた。そして、ぼろぼろになるまで飛ぶ宿命も。ほとんど奴隷のようにメタボなオヤジのもとに嫁ぐのは嫌。あんな場所をあたしの帰る場所にするくらいなら、あなたと共に苛烈な自由に身を委ねることを選ぶ!」
 苦笑するヴィオロに対し、オルガは白い歯を見せて不敵に笑った。
「そして生まれ変わるの。オルガ・ズーンとして」
 黄昏がふたりの影を長く延ばす。やがてふたつの影はひとつに重なった。
▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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【日記】お題 

( 2009/11/05 20:08 ) Category 日記/世迷い言 | CM(2)

まずは、ふなこさんのリク「姫と騎士で、両思いだけど身分差の恋!」を書き上げました。
あれ? なんか今の私が書くと、変な感じに仕上がっちゃうぞ、このテーマ……。
まだ、タイトルが決まってません。それと、微妙にお題に沿ってないような……。
見直して、一両日中にもアップしようかと(^^;

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【日記】HP1000ヒット記念絵いただきました! 

( 2009/11/02 18:27 ) Category 日記/世迷い言 | CM(9)

桐月きらり! ありがとうございます!

頂きました!
HP1000ヒット記念絵です!
落ち着いたキースと可愛いエマーユのゴールデンコンビです^^
あんまり嬉しかったので、期間限定でHPのトップもこのお祝い絵を背景にしてみました。

同時にこちらからお願いして、きらり様からキリ番企画のお題をいただきました。
『キミとボク』
承りました! 書かせていただきますよ♪

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