蒲公英 ~癒しと生命力の花~

日記ブログ。たまに短編小説を発表。長編小説(別サイト)連載時は更新通知ブログと化す。

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夢 

( 2008/01/10 22:23 ) Category 短編/お題 | CM(10)

全てにおいて完璧なものをすでに持っている人は、夢など見るのだろうか。
「夢」の対義語が、もし「現実」なのだとしたら……。
夢のような現実の中に暮らす人にとって、最早夢など必要ないということか。

何も持っていない俺は、そりゃ夢はあるけれども。
「夢」の対義語、本当は「絶望」なのだとしたら……。
俺にとっては「現実」≒「絶望」ってことか?

やめたやめた。こんなこと考えだしたら寝られねえ。

クラスの中に、頭脳明晰(成績優秀)・スポーツ万能・容姿端麗、しかも親は金持ちという非のうちどころのない奴がいる。
当然なのだろうけれども、誰からも好かれる。
妬ましいんだけど、こんな卑屈な俺でさえ、奴のことは嫌いになれない。
奴には、夢などあるのだろうか? 見る必要などないようにさえ思える。

ある日、奴が俺に言った。
「そろそろ、起きようかと思うんだ。いつまでも夢の中にいるわけにはいかないし」
なぜか、背中がヒヤリとした。
「突然なにを言い出すんだ」
わけもわからず、俺はあわてた。
「それじゃ。楽しかったよ」
まてよ。
「あーあ。よく寝た。ツライ現実が待ってるけど、起きるとするか」
ついに、奴は起きてしまう。
そして、奴の夢の住人でしかなかい俺は



あとがき
これも、FC2のコミュニティに投稿した奴です。
他のメンバーさんからのご指摘があったとおり、「俺」こそが現実世界における俺。
夢から覚めることで消えてしまうのは、実は「奴」の方なんです。
ま、だからどーしたって感じですよね……。。。


エキサイトブログ公開時に頂いたコメント
Commented by のだた at 2008-01-11 17:36
睡眠時に脳内で見る「夢」の対義語は現実。
自身がなりたいものややりたいこと、言わば理想を指す「夢」の対義語は絶望。

「夢」という一つの単語も、場合により意味するところが変わります。
故にそれの対義語も、必然的に意味するところが変わってきます。
上に書いたのも有力な意見なだけで、本当のところは私には分かりません。

それにしても不思議な文ですねぇw
現実世界から「奴」が消えるということは、「奴」にはまた別の世界があるのでしょうか・・・?

ぅぅむw
こういうのは読んでて楽しいです!

Commented by kstation2 at 2008-01-11 18:43
深く考えてはいけません。
なぜなら何も考えずに書いておりますゆえwww
よりよい現実を目指して奴を追いかけているのに、奴は奴で別の世界を目指している……
みたいな。ただ単に消滅するのとはまたちょっとニュアンスが違ったり……
でも実はそこまで考えていなかったりwww

Commented by 寝不足 at 2008-01-12 10:20
夢…読みました~。
読み終えて思ったのですが、
夢の中の住人を主人公にした小説っていうのも面白いかもしれませんねえ。
長編も頑張っておられるようで…。
小説書くのって楽しいですよね!
(自分はまったく書かなくなってしまいましたが:汗)

Commented by kstation2 at 2008-01-15 12:42
寝不足さん>>
ご高覧いただき恐縮です。
いつかまた、寝不足さんの新作も読めたらなぁ~、なんて(笑)
▼追記(18歳未満閲覧危険……嘘ですよ♪)▼
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「夢」読みましたよ♪

読んでいくにつれ、引きこまれる感じでしたね。これは成功だと思います。
読者が引きこまれなきゃ面白くないですもんね。
なので、私はいいと思いますよ。

[ 2008/06/06 23:54 ] [ 編集 ]
留守してましてすみません(^^;
ありがとうございます。
おお、引き込まれるとはうれしいお言葉。
もう少し、短編も書いてみようと思いましたっ!
[ 2008/06/07 19:40 ] [ 編集 ]
ちょっと不思議な読後感v-218
好きですv-238長編の読み応えも勿論だけど、小休憩で短編を読んでます。全部読みますよ~v-221
[ 2009/03/03 19:27 ] [ 編集 ]
いらっしゃーい!
こちらにもコメントいただき、感謝です♪
おおお!
全部ですか。

作品数の多いブログに較べればまだまだだけど、ここはそれなりにテキスト量が多いと思いますので無理せずこつこつと読んでいただければ(^^;
まあ、読むのが速い人はとんでもなく速いですけれどもね。

いずれにせよ、読んでいただけて大感謝であります!
[ 2009/03/03 20:22 ] [ 編集 ]
辛い現実だからこそ、人は夢を見るのかしら?
それは現実逃避かもしれないし、現実に抗う闘争心かもしれない。
わたしは夢の対義語は、『惰性』だと思っています。
現実をただ惰性で生きること。
だから夢を捨てたくないです。
夢は語っているうちは、『妄想』でしかないけど、それを追いかけ始めたときから『夢』になるんだと思います^^
あ、小説と関係ない事をダラダラと><
俺という存在が夢の中にいるのか現実にいるのか、不思議な雰囲気が素敵です^^
成績優秀な友人が目覚めますが、それは夢から覚めたのではなく、『妄想』をやめて、現実に向き直り、夢を追いかけ始めたような気がします^^
なんか考えさせられる小説でした^^
[ 2009/06/04 12:54 ] [ 編集 ]
> わたしは夢の対義語は、『惰性』だと思っています。
なるほど。新鮮なご意見だけど、納得です^^

私ごときの駄文を読んで考えに耽っていただき、恐縮です。

「俺」にとってこの世界は、あまり居心地のいい環境じゃないのですが、紛れもない現実です。
一方、「奴」にとってこの世界は、少なくとも「俺」から見たら夢のような世界なわけです。
それが実は本当に「奴」の夢で、「奴」が自分にとっての現実を見つめるために目覚めようとしていたら?
きっと「俺」は、たとえ居心地が悪かろうと、「俺」にとっての現実であるこの世界を存続させて欲しいと願うだろうなぁ、と思いつつ書いた文章でした(^^)
てことは、「奴」が目覚めたら「俺」は消えちゃうのか。
いやしかし……。みたいな(^^;
[ 2009/06/04 17:59 ] [ 編集 ]
ちょっと不思議な感覚ですねえ。ガキだったころ、クラスの中にいいやつがいて、そんないいやつをちょっぴり妬んでる自分が情けなくて・・・思い出しました。
[ 2009/06/04 22:59 ] [ 編集 ]
| 冫、)ジー

ペカリ博士……




……( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ナカマー!
[ 2009/06/05 09:32 ] [ 編集 ]
初めまして・・・ですかね?

とても、不思議な文章でした。
最初読んだ時はあまりよく分からなくて何度か読み返しました。
そして、読んでいるうちにもっと頭がこんがらがってきちゃいまして・・・

最終的に辿りついたのはあまり深く考えてはいけない!!
と、言う事でまとまっちゃいましたね・・・

この短い文章で内容がすごく充実してとても読み応えがありました。
とても、面白かったです。
ぜひ、参考にしたいです。
[ 2009/06/06 09:57 ] [ 編集 ]
こちらでははじめまして。

そそ。作者がそこまで深く考えてないので、読者様が深く考えては……ある意味狙い通り?(すみません/滝汗)

私の駄文が何かの参考になるのなら嬉しいです。
[ 2009/06/06 16:55 ] [ 編集 ]
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