蒲公英 ~癒しと生命力の花~

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【日記】控訴断念 

( 2010/11/13 01:55 ) Category 日記/世迷い言 | CM(6)

最初に申し上げておきますが、今回大きな話題となった「耳かき殺人」、判決には疑問を感じております。
とは言え、プロでも難しい判断を強いられる事件でした。
審理は5日、評議は4日+半日(予定が延びた)。その間、裁判員の皆様は悩み抜かれたわけです。
大変な心労の末に辿り着いた結論、尊重されるべきだ、とも思います。

耳かき店員ら殺害 東京地検が控訴断念、無期確定へ

日本経済新聞(2010年11月12日)

 東京都港区の耳かきサービス店員、江尻美保さん(当時21)ら2人が殺害された事件で、殺人罪などに問われた林貢二被告(42)を無期懲役とした裁判員裁判の東京地裁判決について、東京地検は12日、控訴を断念すると発表した。裁判員裁判で初の死刑求刑となった事件は控訴期限となる16日午前0時、林被告の無期懲役刑が確定する。

 同地検は裁判員らの判断を重視し、控訴を断念したとみられる。一方、江尻さんの父親は「非常に残念としか言いようがない。控訴されない以上、被告には二度と社会に出てこないでほしい」とコメントした。

(後略)


通達ほどの拘束力はないものの、裁判員裁判については一審判決が尊重される傾向にあり、控訴棄却、もしくは今回の地検判断のような控訴断念が多く見られます。また控訴が認められても高裁で判決がひっくり返ったことはまだないと思われます。おそらく、ひっくり返ればそれなりに大きな扱いで報道されるはず。
(もっとも、裁判員裁判でありながら控訴されたものの中には「量刑の不均衡」などという素人の私などにとっては頭上に疑問符が浮かぶような小難しい言葉と共に、二審で懲役8年が7年に減刑された事例も存在するようです)


なぜ、裁判員裁判においてはこれほどまでに一審判決が尊重されるのでしょうか。
それもそのはず、昨年の西日本新聞にこのような記事が。
「裁判員裁判の判断尊重」徹底 「一審の証拠で審理」 長男刺殺で福岡高裁 被告人質問認めず
西日本新聞(2009年12月15日)

タイトルに示す内容ではなく、記事内の次の記述を引用します。

市民が参加する裁判員裁判の控訴審をめぐっては、最高裁司法研修所が「できる限り一審を尊重すべきだ」とする報告書を出し、新たに証拠を調べるのではなく、一審判断の当否を審査する「事後審」の位置付けを徹底させるとの考えを示している。


「報告書」は通達ほどの拘束力はないのですが、これまでの裁判員裁判の報道を見るにつけ、杓子定規に一審判決を尊重する方向で推移していることは明らかです。
そうであれば、憂慮すべきは裁判の素人化ではないでしょうか。

冒頭で、裁判員の判断は尊重されるべきだと述べました。
しかし、その経験を共有する仕組みがありません。
立ちはだかるのは守秘義務の壁。しかもプロの裁判官に課せられるそれよりも非常に重いです。
裁判員経験者はその貴重な経験について、一生黙り通さねばならないのです。
そうである以上、新たな裁判に携わる裁判員は新たな素人という状況が延々と続くばかり。

個人を特定する必要はないので、せめて裁判員からどのような意見が出たのか、それが無理なら判決における多数決の票数の内訳がどうだったのか。
現状より、もう少し共有できる情報の開示があって然るべきではないでしょうか。
裁判員裁判の制度が少しでも良い方向へ軌道修正されることを強く望みます。

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こんばんは、遠野です。
一般人に死刑を判断させるのは
相当珍しい制度だそうですね。
池上さんが仰ってましたw

遺族感情として死刑があるなら死刑を望むのは
当然だと思うんですが、そうなると死刑の是非にまで
話がいたってしまって……。

まぁ、とにかく死刑求刑される可能性の事件に
裁判員制度を持ちこむのは個人的にどうかと思うのでした。
[ 2010/11/13 02:27 ] [ 編集 ]
どうも^^
ついったーでお話していたのにお返事が遅れましてすみません。

> 一般人に死刑を判断させるのは
> 相当珍しい制度だそうですね。
> 池上さんが仰ってましたw

全くもってその通りです。

> まぁ、とにかく死刑求刑される可能性の事件に
> 裁判員制度を持ちこむのは個人的にどうかと思うのでした。

裁判員制度をスタートさせた理由を疑い出したらきりがないのですが、こういった重大犯罪を裁判員に参加させないと、強引にスタートさせた人達の思惑に反するのでしょう、たぶん。いえ、私の邪推に過ぎないことを祈っておりますが。
[ 2010/11/13 16:06 ] [ 編集 ]
じっさい死刑があるから抑えられている犯罪っていうのも
多いんですよね、多分。

ただの一般人が死刑という重い判断をとれるかと
いったら怪しい所ですよね・・・。

僕は絶対に無理です。
[ 2010/11/14 00:11 ] [ 編集 ]
この被告が懲役20年で仮出所では、被害者も浮かばれないでしょう。

仮出所した時に身内の人が報復した場合、一体どんな判決が出るのでしょうね?
[ 2010/11/14 15:58 ] [ 編集 ]
> じっさい死刑があるから抑えられている犯罪っていうのも
> 多いんですよね、多分。

死刑の有無と犯罪抑止力の相関関係については一概に言い切れないと思うよ。
日本には死刑制度があるけど、死刑が確定する事例はあまり多くないし。

私は死刑撤廃論者ではないけれども、泣いて反省する(フリをする?)被告に死刑を突きつけられるかどうかいまひとつ自信がない。
それでも、さっき日記に書いた2例目の死刑求刑された裁判員裁判における判決が死刑にならなかったら、きっと納得できないと思う。
[ 2010/11/15 00:51 ] [ 編集 ]
やはり恩赦なき終身刑があったほうが良いと思います。
[ 2010/11/15 00:57 ] [ 編集 ]
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