蒲公英 ~癒しと生命力の花~

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【日記】弱冠の使い方には目をつぶるべきか 

( 2011/06/29 17:39 ) Category 日記/世迷い言 | CM(6)

本日、ある方のコメント欄にて偉そうに指摘をしてしまいました。
しかし、わざわざ指摘すべきほどのことではなかったかも知れない、と思い直しているところです。
(すみません><)

「弱冠」という言葉は中国の周の時代において、男子が二十歳に達した際に成人の証として冠をつけたことに由来します。
「弱」そのものが二十歳を表しているのです。
なお、やはり中国において、女性は十五歳で成人とされていました。
 ※参考:筆記~書の虎の巻 1月14日(月) 笄冠(ケイカン)

しかし、これらの言葉、現代日本では本来の意味がかなり薄れた状態で使われています。
笄冠に至ってはほぼ使われる場面もありませんね。
現代日本においては「弱冠」を女子に使うことさえ特に問題ないと言えるでしょう。
ただし、ネット上の辞書において、「7歳でも28歳でもOK」みたいに書かれると、さすがにちょっと反発したくなります。

もともと二十歳の意味なのだから、「弱冠二十歳」という言い方も重複表現としか思えず、違和感を覚えていました。
とは言え、現代日本では「弱冠」の後ろに必ず年齢を入れるのがならわしとなっています。
複数の辞書にも、「本来の意味から転じて若年者に対して使われる」といった但し書きがありますし。
つまり、日本におけるこの言葉の慣例的な使われ方自体が、初めから誤用を誘発しやすいものだったと言わざるを得ないでしょう。


ところが、ここまで書いておきながら。

WEB上で気になる記述を見つけました。
「周代史料が基本的に二倍年暦」との指摘があるのです。
つまり、中国周の時代における弱冠とは現在の十歳ではないか、と。
新・古典批判 続・二倍年暦の世界 古賀達也 より、
「二 『曾子』『荀子』の二倍年暦」の章、「『荀子』の二倍年暦」の項の終わりの方に書かれています。


そんなわけで、「弱冠」についてはたとえ二十歳の男子を指していなくても、本日をもって追及するのをヤメようかと思い始めています。
政治家の、それも閣僚ともなると、「弱冠45歳」という表現もおかしくないのかも知れない。
この期に及んで「弱冠の本来の意味は……」などと訳知り顔で喧伝すること自体が滑稽なのかも知れない。
なので、「弱冠」についてはお口にちゃーっく、ということで(^^;

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いき♂さん、こんにちは(*´∀`*)ノ

コメント返ししたのですが、こちらにも。
「弱冠」‥‥本来の意味とかけ離れた表記が日本で当たり前みたいになっていると、扱いが難しいですね(||´・ω・)
ここまで来ると、本人が誤用と知りつつ一般に広く知られている誤用をわざと使用するなら、表記としては間違っていないということになるのか? という、何ともあいまいな定義づけになる訳で‥‥。
う~ん、と唸ってしまいます。
周代史料が基本的に二倍年暦、というのも気になりますね。

でもやっぱり、本文の表記には正しい意味合いで使いたいと思うので、私はご指摘は正しかったと思うのです。

むむむむ、「弱冠」という言葉そのものの持つ意味の、(日本における)根本がゆらぐとなると難しい問題なので、私もお口にチャックをしておきますwww
日本語って難しい( ´-ω-`)ムーン
[ 2011/06/29 18:08 ] [ 編集 ]
正しい意味を知ることは必要だけど、それ以上に必要なのは言葉というツールがコミュニケーションツールとして正常に機能するかどうかということなのかな、と思い始めているところです。
勿論伝われば何でもいいとまでは思っていませんが。

文学の中で言葉遊びが行われ、いくつかは定着し、話し言葉の中で生まれた俗語が広まっていくと、それらもやがて定着する。
そうして形を変えてきたのが日本語なのですから。

ご存知かもしれませんが……。
面白いことに、かの清少納言も著書「枕草子」の中で、当時の若者たちの言葉の乱れに苦言を呈していたようです。

だからと言って間違いを指摘すべきではない、とまでは思いませんが、「弱冠」に関しては「元ネタを知っているよ」程度の認識でいいのかな、と思い始めた次第です。
[ 2011/06/30 13:03 ] [ 編集 ]
私かなり身の危険を感じましたwww
ヤバいです、ええ。
自称・書くことが好きな人間なのに、いきさんみたいにちゃんと言葉を見なおした事がない!w
そう思うと、今まで書いてきたものの中で、どれだけ使い方を間違っているものがあるのかと…orz

はぁ!暑いねっしかしっ!w

↑話をすりかえるのは得意ですw
[ 2011/07/07 15:40 ] [ 編集 ]
いやまあ、弱冠に関しては、今現在普通に使われている、
「それを達成するのに常識的な年齢より若く達成したこと」
という使い方で何ら問題ないみたい。

だから記事の末尾の方に書いたように、
日本の閣僚であれば「弱冠四十五歳」でもおかしくない、と。
……多分(^^;

むしろ、現代日本において二十歳の意味に限定して使う方が不自然なのかも。
[ 2011/07/07 17:29 ] [ 編集 ]
お久しぶりです^^

日本語って難しいですよね><
いろいろな国の文化や言語が入り混じって、時代とともに本来の意味とは違う使われ方されたりしますもんね。
社会でビジネスなどに使う言葉は結構気にしますが、普段使っている言葉は、現代風のアレンジ色が強いかも(゜▽゜;)
通じればいいかみたいな(´_ゝ`)
もちろん、言葉の本来の意味とか知ってると、おもしろいし勉強になりますよね^^
わたしは気になりだしたら、ネットで掘り下げまくってひどいことになりますがヽ(;・ー・)ノ
現代の言葉を物に例えるなら、
本来の意味=機能
よりも、
言葉の流れ=形
言葉の雰囲気=色
が重視されてるような気がします。
ふいんき(なぜかry)でも、話の流れで通じてしまうみたいに。
言葉の正確性よりも、コミュニケーションに重心が置かれているよう。
でも物書きである以上、正確な使い方とかは知っておきたいのも分かっちゃうんですが(・_・;)

それでは、また遊びに来ますね^^
[ 2011/07/16 03:30 ] [ 編集 ]
お久しぶりです!!

> 言葉の流れ=形
> 言葉の雰囲気=色
> が重視されてるような気がします。

興味深いご意見です。深く頷きつつ拝読しました。

> ふいんき(なぜかry)でも、話の流れで通じてしまうみたいに。
いやー、でも同業者(印刷・DTP関係)の方で、
「ふいんきって打っても変換できないよー」
とか言っていたら温かい目で見守ってしまいそうです。
( ´◉ิ◞⊖◟◉ิ`) ←この顔文字、ちゃんと表示できるかな?
[ 2011/07/19 18:19 ] [ 編集 ]
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