蒲公英 ~癒しと生命力の花~

日記ブログ。たまに短編小説を発表。長編小説(別サイト)連載時は更新通知ブログと化す。

スポンサーサイト 

( --/--/-- --:-- ) Category スポンサー広告 | コメント(-)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-->
Copyright © 2008-2012 いき♂@蒲公英 . All rights reserved.
コメント(-)

【日記】カギ括弧の表記方法 

( 2011/07/20 17:33 ) Category 日記/世迷い言 | CM(8)

文章を書いていると、日本語の表記方法で迷うことがあります。
それというのも、表記方法には揺らぎと言いますか、ある程度の幅があり、同じことを表現するにも複数の表記方法が存在するからです。
加えて、小学校で習う作文の書き方と、市販されている小説の書き方を比べると、習ったこととは違う部分が散見されます。


そこで、参考URLを。
教科書の出版でおなじみ、光村図書出版さんがHPの中で面白い情報を公開なさっています。

光村図書出版:言葉の質問箱

どれもこれも興味深いものばかりですが、ここでは「表記に関するもの」のQ4「正しいかぎかっこの使い方は」に注目してみます。
内容を引用しませんので、お時間のある方は上記リンクを辿って記述を確認してみてくださいね。
WS000205.jpg

※えっと、例文は本心じゃないですよっ(^^;

小学生の間は、会話文とそれ以外の文章との違いを明確にするため、会話文は二行目以降を一字下げ(これを『突き出しインデント』と呼びます)にするのが小学校用教科書における表記の取り決めだそうです。私の小学生時代はどうだったか覚えていませんが……。また、閉じ括弧の直前には句点をつけることになっています。(上図右側を参照)

一般的な小説などの書籍だと、二行目以降は行頭から書かれていますね。なお、同じく一般的な書籍だと、閉じ括弧の直前には句点がないのが普通です。(上図左側を参照)

これは、読書に慣れた大人であれば鉤括弧さえあれば会話文と認識できるので、特別に表記方法を変える必要がないということらしいです。同様に、閉じ括弧があれば文章の終わりと認識できるので、句点と閉じ括弧を連続させることはないということのようです。


では、複数の段落から成る会話をカギ括弧で囲むにはどうすべきでしょうか。
Wikipediaで引用符を調べると、下記のような記述が見られます。

複数の段落から成る会話を引用する場合、段落が始まるごとに鉤括弧開き(「)を置くことがある。各段落の終わりに鉤括弧閉じを置くことはなく、引用文の最後にのみ鉤括弧閉じ(」)を置けばよい。


WS000206.jpg

あまり見られない表記方法だけに、誤植を疑いたくなりますね。
小説によっては、複数の段落から成る会話文であっても、最初と最後をひと組のカギ括弧で囲む表記方法を採用しているものもあります。
段落ごとにひと組のカギ括弧で囲んでいるものも見た覚えがありますが、複数の人物が交互に喋っているかのように錯覚してしまいますよね。


基本的に、JIS X 4051:2004に定められた「日本語文書の組版方法」に明確な規定のない部分については、出版社ごとのハウスルールによって表記方法に差異があります。
その差異にあたる部分を指して「小説の作法はこうだ」と力説するのはナンセンスと言わざるを得ないでしょう。
実は、古い小説においては、会話文の閉じ括弧の直前に句点を打つのが普通でした。出版社のハウスルールも時代によって変遷しているのです。


最後に、夏目漱石についてのWikipedia記事をご参照ください。
引用は避けますが、「言葉遊び」や「造語」の項目を見るとなかなか興味深いです。
記事によると、夏目漱石による創作という確証はないようですが、私たちが現在「これが正しい言葉だ」と思っているものは、実は過去の言葉遊びの中から定着した言葉である可能性もあるということではないでしょうか。

何をどう書こうと自由だ、とまでは言いませんし今後も言うつもりはありません。
しかし、どうでもいい部分にまで言及し、あたかもそれが作法であるかのように制限するのは、曲がりなりにも創作を志す者としてせっかくの表現の幅を狭めることになるのではないか、と。
まあ大袈裟ですけどね。控えめに、問題提起っぽい書き方をして、本エントリを締めくくります。

Copyright © 2008-2012 いき♂@蒲公英 . All rights reserved.
いき♂さん、こんにちは(*´∀`*)ノ

今日の記事、大変興味深く読みました。
ちょっと長くなるけど、自論展開していもいい?|ω・`)

古い本を読むと、引用のように、連続した一人の喋り言葉が、いくつかの行頭の鉤括弧開き(「)と、最後の鉤括弧閉じ(」)で括られているものを割と見かけます。
最近の本(特に物語として子供のためだけでない読み物)では、これはあまり見かけなくなった気がします。
時代の変遷というか、単に本の虫でない人にも易しくわかりやすい表記が、取捨択一された結果なのかな、と私は思っていました。
昨今流行りのルールに則ることは、大事だと思う。
だけど、それを絶対の共通したルールだと他に強制するのは、間違いだと私は思います。
つまり、何が言いたいかと言うと、乱暴な言い方をすれば、こういう文章のルールは、結局のところ最終的には書く人の「好み」の問題なんじゃないの?ってことです。
あえて、古くさい表現や文章ルールでゴシックホラーや時代物を書きたい人だっているだろうし、その場合の文章が、昨今の作法に則っていないからと言って、間違いだ、駄目だ、これは直した方がいい、と指摘するのは、余計なお世話ってやつです。
ごめんなさい、メッチャ断言してしまいましたけど、だって、そうでしょ(||´・ω・)
本人の自由じゃないですか。
あまりにおかしい表記を発見した時に、一言断りを入れて、どういった意図で書かれたものなのか尋ねてみるのはいいと思います。
あるいは、その人が新人賞などに投稿している人なら、「昨今のルールでは、こういう表記は混同を避けるために、審査員側の目ではマイナス要素らしいですよ」と、違いを指摘するのも構わないかも。
だけど、文章というものは本来自由に書かれて構わないもののはず。

私事になりますが、先日書き終えた私のお話で、「とりひき」を、「取引」「取引き」「取り引き」のどれで表記するのか、最初とても悩んだんです。
Wordの変換機能では「取引」が正しいようでしたが、私は字面を見比べて「取り引き」を採用し、完結までずっと、特に気をつけて「取り引き」で通しました。
「始め」と「初めて」とは違い、これはどれを選んでも意味は変わらない訳で、つまり私の「好み」な訳です。
同じように、台詞を「」で表現する時に、私は段落ごとに行を新しくすることはしませんでしたが、長い説明台詞を後で読み返した時、分けた方がよかったかな、と思いました。
読みやすく、を心がけて、地文を挟んで新しく「」で括りましたが、もし私が、複数の(「)と最後の(」)でこの台詞を括ったとしても‥‥これも「好み」な訳で。

書き手のセンス、というか、文章へのこだわり、というか、そう言うと乱暴かもしれませんが、厳密には自由なはずだと、私は思います。
文章ルールとして間違いでないなら。

ああ、長い上によくわからないコメントでごめんなさい(´;ω;`)ブワッ
とにかく私は、その文章が統一されたルールの元に構成されているなら、「間違ってますよ」と指摘するのは「それは見解の差ですよ」と考えます。

今日の記事で、改めて文章ルールについて見直すきっかけをいただきました。
やっぱり、いき♂さんはいろいろちゃんと見ている人なのだなあと思いました。
いや、人によっては小さなことだと考える人もいるのでしょうが、私は結構気になります、こういうの。
問題提起、ありがとうございます(*´ω`*)
[ 2011/07/21 11:31 ] [ 編集 ]
こんにちはぁぁ(*´∀`*)ノ

> つまり、何が言いたいかと言うと、乱暴な言い方をすれば、こういう文章のルールは、結局のところ最終的には書く人の「好み」の問題なんじゃないの?ってことです。
> あえて、古くさい表現や文章ルールでゴシックホラーや時代物を書きたい人だっているだろうし、その場合の文章が、昨今の作法に則っていないからと言って、間違いだ、駄目だ、これは直した方がいい、と指摘するのは、余計なお世話ってやつです。

我が意を得たり!^^
私はあえて本エントリ中でJIS X 4051:2004「日本語文書の組版方法」に触れましたが、そこに定められた規格にせよ出版社ごとのハウスルールにせよ、原稿を応募した時点で多少の難があっても編集部によるチェックが入るはずです。(選考は内容重視と信じますが、似た力量の作品であれば難点の少ないものの方が選考を通過する確率が高いでしょうけどね、たぶん)
ましてや特定の出版社に応募するのでなければ何ら気にする必要はないとさえ思っています。

創作である以上、セオリーを無視した試験的な作品があっても良いとさえ。
もっとも、人に伝えたい、誰かに読んでもらいたいと思う以上は最低限のルールを守るべきではありますが(^^;

> 私事になりますが、先日書き終えた私のお話で、「とりひき」を、「取引」「取引き」「取り引き」のどれで表記するのか、最初とても悩んだんです。
共感を覚えるこだわり、さすがマルさんです!
[ 2011/07/21 13:04 ] [ 編集 ]
興味深い記事でした!
思わず真剣に考えながら読んでしまったw

小説の作法…これ必ず気にするんですよねw書き始めの頃とかw
でも、この記事を読んでいて、書く事の基本というか、そこに触れた時、読む事の自由を感じました。
私からすると、作法云々よりも、その物語が面白いか、面白くないかなので、あまり作法的な事にはこだわってなかったかも。
作法云々でその小説の評価のほとんどを占めるような評論家の言葉は信じてないですからw
ただ、句読点がバッチリ正しい位置にある文章を見たりすると、とても感動しますけどねw
句読点の付け方だけは、なぜだか気になります。。
[ 2011/07/25 16:35 ] [ 編集 ]
 いき♂さん、こんにちわぁ^^

 おおぉ!! ちょうど文章の書き方やルールを勉強し直そうと思ってたときに、この記事を拝見しました。

 最近、「」や……とか――だとかにもルールがあることを知りました(遅っ
 あと改行の仕方とか、etc.etc……

 ルールだけにとらわれて、内容のない小説、型にはまった形式のオリジナル性を失ったものなどは論外ですけど、それでも最低限のルールみたいなのは気になっちゃいますよね><

 わたしは気になったところで、直せていませんが(゜▽゜;)

 やたら銃や兵器が登場する話ばかり書いていると、名称をどうするか悩んじゃいます(ノ_・、)
 DENEL NTW-20とか5.7mm×28弾とか……
 ブログなら横書きなんですけど、縦書きだと困りますよね?

 ためになる記事ありがとうございました^^
 もっと勉強してみます^^

 PS.いき♂さんの小説を、後日また読みに来ますね^^
[ 2011/07/25 22:21 ] [ 編集 ]
> 作法云々でその小説の評価のほとんどを占めるような評論家の言葉は信じてないですからw
正しい言葉を遣わないと意図が正確に相手に伝わらないのは確かだけどね^^
とはいえ、拘る部分が細かすぎるとただの石頭w
一部のWEB上の記述を見るにつけ、「作法」と主張する部分の多くは記事を書いた人の好みだったりするし。

> ただ、句読点がバッチリ正しい位置にある文章を見たりすると、とても感動しますけどねw
> 句読点の付け方だけは、なぜだか気になります。。
句読点ね。句点はともかく読点の位置には明確な定義がなくて、音読した際の区切り位置という面の他にも、誤読を防ぐための視覚的な効果といった面があるので、一概に「多いからダメ」「少ないからダメ」とは言い切れないと思ってます。
[ 2011/07/26 12:35 ] [ 編集 ]
黎風さん、いらっしゃいませぇ♪

>  最近、「」や……とか――だとかにもルールがあることを知りました(遅っ
いやまあ、ルールというより慣用的な使い方と言うべきではないかと……(^^;

一時期、複数の人が同時に同じことを言っている表現として、
「「「~~~」」」
というようにカギ括弧を重ねるな、と私自身が言っていた覚えがありますが、それも新しい表現として見れば楽しいな、とさえ思うようになっております、はいw

>  やたら銃や兵器が登場する話ばかり書いていると、名称をどうするか悩んじゃいます(ノ_・、)
>  DENEL NTW-20とか5.7mm×28弾とか……
>  ブログなら横書きなんですけど、縦書きだと困りますよね?

楡周平とか読むと、数字は(もちろん出版社のハウスルールも関係しているのでしょうけれども)漢数字にして、28は二十八ではなく二八と表記する、とか会話としての英字は横に倒すけど、日本語の中に混じる固有名詞なら多少の単語は全角で並べるとか、注意して読むと一定の規則があるようです。
まあ、横書きで表示できるブログで発表するにあたり、縦書きを意識する必要は必ずしもないのではないかと思っておりますが。
[ 2011/07/26 12:51 ] [ 編集 ]
難しいことを兄さんまた・・・。
改行・・・。
僕は改行大好き派なので
あまり意識したことはないですが・・・。

改めて言われて見れば確かに。
会話分で一個分スペース空けますよね。
[ 2011/07/28 01:56 ] [ 編集 ]
おっと(^^;
ねみくん、論点ずれてる。
> 改行・・・。
それは、マルさんのところでの話。

> 会話分で一個分スペース空けますよね。
これなら多少は私の話にかするかな?
それって、会話の前後に一行アキを入れるって意味だよね。
見た目だけの問題だから、私としては推奨しないよ。
絶対ダメとは言わないけど。
ただ、出版社に投稿するつもりがあるならあけないほうがいいよ。
[ 2011/07/28 10:07 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













内緒コメント/記事と無関係なコメントはなるべくチェックを……

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。